ライブPAにおけるドラムのマイクセッティング
ドラムのいるバンドのライブPAを行う場合、
チャンネルプランを立てる際のひとつのポイントとなるのが ドラムのマイクセッティング だと思います。
チャンネルプランを立てる際のひとつのポイントとなるのが ドラムのマイクセッティング だと思います。
特にオイラのようなアマチュアPA屋の場合、限られたミキサーのチャンネル数から、
ドラム以外の楽器、ボーカルに使用するチャンネルから引き算して、
残ったチャンネル数の中でドラムのマイキングを考慮しなければなりません。
ドラム以外の楽器、ボーカルに使用するチャンネルから引き算して、
残ったチャンネル数の中でドラムのマイキングを考慮しなければなりません。
たとえば、ミキサーの入力チャンネル数が 「16」 の場合、
ボーカルマイク×4、ギター×2、ベース×1、キーボード×2 (L・R)、BGM×2(L・R)
が必要であれば、残りのチャンネル数は 「5」 となるので、
この中でドラムのマイクセッティングを構成しなければなりませぬ。
ボーカルマイク×4、ギター×2、ベース×1、キーボード×2 (L・R)、BGM×2(L・R)
が必要であれば、残りのチャンネル数は 「5」 となるので、
この中でドラムのマイクセッティングを構成しなければなりませぬ。
オイラなら、キック×1、スネア×1、ハイタムとロータムをまとめて×1、フロア×1、トップ×1
で、合計5チャンネルといたします。
で、合計5チャンネルといたします。
以下、引き算の結果、使用可能なミキサーのチャンネル数に基づくドラムのマイクセッティング案を記します。
●1本の場合
キック×1
●2本の場合
(案1) キック×1、トップ×1
(案2) ドラム正面から30cmほど離した位置(高さ50~70cm)にL・R各1本
●3本の場合
(案1) キック×1、スネア×1、トップ×1
(案2) キック×1、トップ×2(L・R)
●4本の場合
(案1) キック×1、スネア×1、タム×1、フロア×1
(案2) キック×1、スネア×1、トップ×2
●5本の場合
(案1) キック×1、スネア×1、タム×1、フロア×1、トップ×1
(案2) キック×1、スネア×1、タム×1、トップ×2
●6本の場合
(案1) キック×1、スネア×1、タム×1、フロア×1、ハイハット×1、トップ×1
(案2) キック×1、スネア×1、タム×2、フロア×1、トップ×1
●7本の場合
(案1) キック×1、スネア×1、タム×1、フロア×1、ハイハット×1、トップ×2
(案2) キック×1、スネア×1、タム×2、フロア×1、トップ×2
●8本の場合
キック×1、スネア×1、タム×2、フロア×1、ハイハット×1、トップ×2
キック×1
●2本の場合
(案1) キック×1、トップ×1
(案2) ドラム正面から30cmほど離した位置(高さ50~70cm)にL・R各1本
●3本の場合
(案1) キック×1、スネア×1、トップ×1
(案2) キック×1、トップ×2(L・R)
●4本の場合
(案1) キック×1、スネア×1、タム×1、フロア×1
(案2) キック×1、スネア×1、トップ×2
●5本の場合
(案1) キック×1、スネア×1、タム×1、フロア×1、トップ×1
(案2) キック×1、スネア×1、タム×1、トップ×2
●6本の場合
(案1) キック×1、スネア×1、タム×1、フロア×1、ハイハット×1、トップ×1
(案2) キック×1、スネア×1、タム×2、フロア×1、トップ×1
●7本の場合
(案1) キック×1、スネア×1、タム×1、フロア×1、ハイハット×1、トップ×2
(案2) キック×1、スネア×1、タム×2、フロア×1、トップ×2
●8本の場合
キック×1、スネア×1、タム×2、フロア×1、ハイハット×1、トップ×2
ちなみにオイラの 「スタンダードセッティング」 は上記 「8本の場合」 です。
参考までに、現在オイラがメインで使用しているミキサーは ヤマハO1V96 で、
外部A/Dコンバーターを併用すれば、24 (あるいは36) チャンネルの入力が可能なので、
アマチュアレベルのライブであれば、チャンネル数が足りなくなる事態はほぼ回避されます。
外部A/Dコンバーターを併用すれば、24 (あるいは36) チャンネルの入力が可能なので、
アマチュアレベルのライブであれば、チャンネル数が足りなくなる事態はほぼ回避されます。
となると、出演バンドのジャンルにもよりますが、バンドの出す音量 (ドラム生音と他の楽器のバランス) が、
お客さん的に 「ドラムの生音だけでも十分聴こえる」 ケースや、「ギターよりやや小さい」、
「爆音ギターに掻き消されてドラムの生音はほぼ聴こえない」、など様々な事態が考慮され、
それぞれによって 「ドラムの生音」 と 「PAで補強した出音」 のバランスが変わってくると思います。
お客さん的に 「ドラムの生音だけでも十分聴こえる」 ケースや、「ギターよりやや小さい」、
「爆音ギターに掻き消されてドラムの生音はほぼ聴こえない」、など様々な事態が考慮され、
それぞれによって 「ドラムの生音」 と 「PAで補強した出音」 のバランスが変わってくると思います。
結果的に、「大きな会場で行う場合」 と 「他の楽器音量がドラムの生音より遥かに大きい場合」 は、
「PAで補強した出音」 のバランスがほぼ100%ととなり、
PA的には 「かえってオペレートしやすい環境」 であると考えます。
「PAで補強した出音」 のバランスがほぼ100%ととなり、
PA的には 「かえってオペレートしやすい環境」 であると考えます。
つまり、お客さんにとって 「ドラムの生音が聴こえる環境」 であるほど、
ドラムに立てるマイク本数は少なくなると言えます。
ドラムに立てるマイク本数は少なくなると言えます。
ただし、PAを行いながら 「ライブ・レコーディング」 を敢行するのであれば、
たとえPAメインスピーカーからドラムの音を出す必要がないとしても、
可能な限りドラムにマルチ・マイクを立て、DAWやMTRにマルチトラックレコーディングする必要があります。
たとえPAメインスピーカーからドラムの音を出す必要がないとしても、
可能な限りドラムにマルチ・マイクを立て、DAWやMTRにマルチトラックレコーディングする必要があります。
・・・というワケで、ライブのマルチトラックレコーディングに関しては、
また別の機会にブログることといたしませう。
また別の機会にブログることといたしませう。
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▼ 9月定例やまぼうしライブ
日時 : 9月14日(金) 19時30分~21時00分
会場 : コーヒー&ギャラリー やまぼうし
料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
内容 : 19時30分~ ノーザン☆スター (セクシャルヒーリング)
20時15分~ クロキユウタ (フォークなブルース)
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20時15分~ クロキユウタ (フォークなブルース)
▼ 北街道の唄プロジェクト
http://www.kitakaidounouta-project.net/
※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクト。
森下さんへのメッセージを掲示板にお書きください。
CDをお買い求めいただければなおうれしス
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