「出演時間」は守りましょう

アマチュアミュージシャンのライブは、とかくスケジュールどおりに進まないことが珍しくない。
先日、PAを担当させていただいた某イベントでも、大幅に持ち時間をオーバーする方がいて、
主催者の方々がその後の時間繰りに大わらわしておりますた。

なぜ、自分の持ち時間をオーバーしてしまうのか?

答えは簡単。
練習のときにゲネプロを行っていないから、に尽きる。

ゲネプロ」 とは本番さながらの最終練習のことで、
セッティング開始から撤収を含めた、実・演奏時間を確認する作業でもある。
もちろんMCも本番同様に行い、全体時間が長くなるようなら削り、足りないようなら伸ばす、
等のバイアスをかけることも重要な作業となる。

思うに、持ち時間をオーバーする方々の多くは、
「持ち時間」 イコール 「実演奏時間」 と勘違いされているか、
あるいは、実演奏時間以外にかかる時間を 「限りなくゼロ」 と思いこんでいるのではないか。

もちろんそんなことは夢物語であって、通常、ピンの弾き語りで設営+撤収に5~10分、
バンドなら10~15分はかかると思った方がいい。
さらにMCの時間を考慮すると、持ち時間が30分の場合、
実・演奏時間は15~20分以内に収めるのが常識と言うモノ。

また、ライブに不慣れな出演者の場合、上記に加え、楽器を持ちかえたり、パートを交代したり、
と、さらに余計な時間を作ることも珍しくない。

いい機会なので追記させていただくが、ライブ出演者におかれては、
オイラの経験則から次の点についてもご留意いただきたい。

練習の時から 「本番を想定した周辺機器を使う」 ことを心がけて欲しい。
たとえば、電源延長コード、譜面台、椅子、シールド、等は、ライブ会場で調達するのではなく、
自分で持参することを強くオススメします。

また、バンドの場合、リハスタ練習のときから本番と同じ立ち位置、
つまり、ボーカルはドラムを背にして立った状態で、
ギターアンプ等もドラムに音が聴こえにくい状態に設置するなど、
故意にモニターが劣悪な環境をつくって最終練習を行うことをオススメします。


ついでと言っちゃあナンですが、以前にも書いたことですが、
数年前に某アマチュアミュージシャンが自分の出演時間に2時間以上も遅刻すると言う失態を晒し、
普通の人間の感覚なら、謝罪してその日の出演を断念するところであると思いますが、
そいつは遅刻の謝罪こそしたものの、図々しくトリの出演者の後で自分の出番を懇願しやがった。
また、まったく別のライブのときもそいつは自分の出演時間に25分も遅刻し、
残り5分しかないのにも拘わらず強引に1曲だけ演奏を強行し、
結局、その後の出演者の持ち時間を、見事に約10分食いつぶしてくれました。
ちなみに 「その後の出演者」 とは他でもないオイラだったワケですが。

まー、こんなヤツとは二度と一緒のライブに出演したくないし、
もし、こいつが出演するライブのPAを頼まれてもオイラは絶対に断る!
ミュージシャン以前に社会人として失格。
その程度の責任感しかないくせに 「プロ志向」 だと?
笑わせてくれるぜ、まったく。

いや、それくらいの図々しさがなければプロにはなれないってか?
人の道を外してまでプロになりたいのかね~。
ま、せいぜいがんばってくれ。
万が一、そいつがプロになったら実名でブログってやる。




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  ▼ 4月定例やまぼうしライブ ~森下よしひさフィルムコンサート~
   日時 : 4月13日(金) 19時30分~21時00分
   会場 : コーヒー&ギャラリー やまぼうし
   料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
   内容 : 故・森下よしひささんのライブ映像、スライドショー等を上映予定です

  ▼ 北街道の唄
  ※[YouTube]ロゴをクリックすると大きな画面 (別ウインドウが開きます) で観られます
  

  ▼ 北街道の唄プロジェクト
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  ※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクト。
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