ＰＡ現場でトラブルに遭わないために

オイラの経験則では、ＰＡ現場におけるトラブルの代表は、

１　電源関係 （電圧が不安定、容量不足）
２　ケーブルの接触不良
３　事前の打ち合わせ不足

だと思う。

なので、これらのリスクに対処するためには、
次のような準備が必要と考える。

１　電源関係について

　　事前に会場内のコンセントの配置を確認する
　　事前に配電盤の位置、ブレーカーごとのコンセント位置、容量を確認する
　　なるべく電池駆動の機器を用意する （ｉＰｏｄやＣＤウォークマン等）
　　テスターを常備する
　　電源延長コードを多く用意する （質より量が大事）

２　ケーブルについて

　　できる限り予備ケーブルを多めに用意しておく
　　できる限り変換ケーブル、変換プラグを用意しておく
　　ニッパー、ペンチ等の工具を常備しておく
　　接点不良が疑われるケーブルは別の箱に分別しておく

３　事前の打ち合わせについて

　　どんなに細かく打ち合わせしたつもりでも本番では突然のオファーが出てくるものなので、
　　どのような 「突然のオファー」 の恐れがあるかを予想し、その準備をしておく

４　その他

　　とにかく可能な限り 「予備機材」 を準備しておくこと
　　マイク、スタンド、ケーブル、ミキサー、アウトボード、パワーアンプ、スピーカー等々。

昨日のブログでも書いたとおり、ＰＡ屋にとって最大の恥は 「音が出ない」 ことだと考えるので、
最悪でもそれだけは避けたい。

オイラの場合は最後の手段とばかりに、
常にパワードミキサーとパワードスピーカーを機材車に積んでおります。
とりあえずそのどちらかが動けば最悪の事態だけは避けられると思いますので。

あとは最小限の機材でどれだけやりくりできるかは、
ＰＡオペの経験と柔軟な頭脳にかかってくると思いますっ。

・・・うーん、今日の内容はちょっち淡泊すぎたかな？

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