山下達郎が 「山下達郎」 である理由 (その2)
昨日の続き。
昨日ブログった朝日新聞のコラムとも重複する部分が多々見られますが、
やはりサンレコと言うこともあり、かなり専門的かつヲタッキーなコメントが散見され、
オイラ的にはヒジョーに興味深く拝読させていただきました。
こちらの方はさすがのオイラも全文転載はためらいますんで、
少しでも興味を持たれた方は、店頭にて本誌を購読されたくお願いしまっす。
少しでも興味を持たれた方は、店頭にて本誌を購読されたくお願いしまっす。
参考までにサンレコのサイトに掲載の概要紹介記事のみ転載いたしやす。
山下達郎~新作『Ray Of Hope』完成、すべての音楽家に向けたメッセージを完全収録!
■巻頭インタビュー / 山下達郎
シンガー・ソングライター的アプローチで制作された6年ぶりのニュー・アルバム『Ray Of Hope』完成
すべての音楽家に向けた達郎のメッセージを完全収録!
長きにわたりポップス界の頂点に君臨する山下達郎が、待望のオリジナル・アルバム
『Ray Of Hope』をリリースした。
前作『SONORITE』から6年とブランクは空いたものの、
その間にドラマ/映画/CMのタイアップ曲を数多く手掛け、
常に最前線で我々の耳を楽しませてきた達郎。
新作はバラード3部作を含むそれら先行ナンバーを9曲収録しつつ、
さらにANTARES Auto-Tuneを使った実験的ファンク・チューンなども加えた豪華内容の全14曲。
レコーディング面においても、前作から取り入れたAVID Pro Toolsに対する研究を
より一層重ね、ナチュラルかつ表現力豊かなサウンドへと仕上げている。
ここでは、そんな山下達郎へロング・インタビューを敢行。
彼の含蓄ある言葉の数々は、きっと読む者の世代を超えて“音楽家とはどうあるべきか”を
解き明かすヒントとなるに違いない。
彼が拠点としているプラネット・キングダム2stの写真および、
エンジニア中村辰也氏のコメントとともに、サンレコに向けた達郎語録を堪能いただきたい。
ぜひリンク先の内容をご覧あそばせ。
山下師匠の博識度、こだわり度、ヲタク度、変態度の一端を読み取ることができると思います。
http://www.pia.co.jp/interview/198/index.php
http://www.pia.co.jp/interview/198/page2.php
http://www.pia.co.jp/interview/198/page3.php
http://www.pia.co.jp/interview/198/page4.php
山下師匠の博識度、こだわり度、ヲタク度、変態度の一端を読み取ることができると思います。
http://www.pia.co.jp/interview/198/index.php
http://www.pia.co.jp/interview/198/page2.php
http://www.pia.co.jp/interview/198/page3.php
http://www.pia.co.jp/interview/198/page4.php
ついでと言ってはナンですが、昨日ブログの朝日新聞コラムの中に、
「ないないづくしのネガティブプロモーション」 と言う一節がありましたが、
山下達郎をご存知ない方は何のことかさっぱりわからないと思うので、補足説明させていただこう。
「ないないづくしのネガティブプロモーション」 と言う一節がありましたが、
山下達郎をご存知ない方は何のことかさっぱりわからないと思うので、補足説明させていただこう。
▼山下達郎のネガティブプロモーションの一例
テレビに出ない。
(匿名性の維持のため。「顔を知られる」ような有名になりたくない。)
映像メディア(ビデオ、DVD等)を出さない。
(映像メディアをリリースすれば、その映像を色々なところで使われてしまい、
結果的に「顔を知られる」ことになってしまうため。
ホール以下の会場でなければライブを演らない。
(武道館、アリーナ等は音楽を聴く環境ではない、との判断及び主張から)
たとえメリットがあっても、少しでも音質を劣化させるデメリットを伴うものは使わない。
(例:ワイヤレスマイク、CCCDによるCDリリース等)
音楽以外の仕事を受けない。
(俳優業やタレント活動など音楽家がすることではない。)
アーティストと呼ばせない。
(自分は職人=アルチザンでありたい、との信念による。)
ソフトシンセは使わない。
(どんなにパソコンやソフトが進化しても、オリジナルのハードウェアがあるうちはそれを使う。)
ボーカルレコーディングにウインドスクリーン(ポップガード)は使わない。
(参考リンク/http://blogs.yahoo.co.jp/garage_miho/48705742.html)
(匿名性の維持のため。「顔を知られる」ような有名になりたくない。)
映像メディア(ビデオ、DVD等)を出さない。
(映像メディアをリリースすれば、その映像を色々なところで使われてしまい、
結果的に「顔を知られる」ことになってしまうため。
ホール以下の会場でなければライブを演らない。
(武道館、アリーナ等は音楽を聴く環境ではない、との判断及び主張から)
たとえメリットがあっても、少しでも音質を劣化させるデメリットを伴うものは使わない。
(例:ワイヤレスマイク、CCCDによるCDリリース等)
音楽以外の仕事を受けない。
(俳優業やタレント活動など音楽家がすることではない。)
アーティストと呼ばせない。
(自分は職人=アルチザンでありたい、との信念による。)
ソフトシンセは使わない。
(どんなにパソコンやソフトが進化しても、オリジナルのハードウェアがあるうちはそれを使う。)
ボーカルレコーディングにウインドスクリーン(ポップガード)は使わない。
(参考リンク/http://blogs.yahoo.co.jp/garage_miho/48705742.html)
他にも思い出せば、数え切れない 「ないないづくし」 が出てくると思いますが、
いやー、これだけネガティブな方針を打ち出しているにもかかわらず、
また、ご本人が自ら認めているように35年間もワンパターンの音楽を継続しているにもかかわらず、
日本の音楽シーンの最先端に居続けるというのはゴイスなことではないかしらん。
いやー、これだけネガティブな方針を打ち出しているにもかかわらず、
また、ご本人が自ら認めているように35年間もワンパターンの音楽を継続しているにもかかわらず、
日本の音楽シーンの最先端に居続けるというのはゴイスなことではないかしらん。
そして、そのすべての原動力となっているのは、
「ひとりのリスナーとして、純粋に音楽が好きだ」
と言うことだと思っております。
「ひとりのリスナーとして、純粋に音楽が好きだ」
と言うことだと思っております。
・・・はい、迷うことなくそう言い切る自信は、あります。
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▼ 9月定例やまぼうしライブ
日時 : 9月9日(金)19時30分~21時00分
会場 : コーヒー&ギャラリー やまぼうし
料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
出演 : ギターワンダーランド 萩原基宏 (もう一組は調整中)
日時 : 9月9日(金)19時30分~21時00分
会場 : コーヒー&ギャラリー やまぼうし
料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
出演 : ギターワンダーランド 萩原基宏 (もう一組は調整中)
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