初めての総合格闘技観戦

一昨日の日曜日 (2月6日)、静岡市駿河区にある多目的展示場 「ツインメッセ」 において、
総合格闘技イベント 「DEEP SHIZUOKA IMPACT 2011」 が開催され、観戦に行ってまいりやした。

オイラ、プロレスに関しては、50回以上は生観戦しているはずだが、
キックや総合等のリアルファイトを生観戦するのは正真正銘の初体験。

8000円の大枚はたいてVIPシート (いわゆる特別リングサイド) をゲットし、
15時からの試合開始前に指定席に陣取ったのだが、
14時30分開場、15時試合開始のはずなのに、
リング上ではチンタラと出場選手によるリングチェックが行われていて、
さらにリングのコンディション不良による補修作業等があったりして、結局30分遅れで試合開始。
うーん、こーゆーとことはルーズだなあ~。

▼当日のパンフ(試合カード)
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うーぬ、UFC、PRIDE、HEROES、DREAMクラスの
メジャーな大会に出場した重量級の選手なら知っているが、
さすがにローカルな大会の中軽量クラスになると、まったく知らん選手ばかり。

さて、15時30分に第一試合が始まると、後はもう矢継ぎ早に試合が行われていきますた。

いやはや、中軽量級とは言え、やはりナマで見る総合の試合は迫力満点で、
出場選手の試合にかける意気込み、鍛え抜かれた肉体、あまりに見事なワザの数々を見るにつけ、
果たしてこの迫力、息詰まるような緊張感に、最近の 「楽しいプロレス」 は対抗できるのか、
昭和時代からのプロレスヲタの一人として、なんとも言えぬ疑問符を抱いてしまいますた。

途中、いわゆるメジャー級の選手たちによる、DEEP名物の 「総合タッグマッチ」 があり、
長南亮前田吉朗、石成正和、青木真也松本晃市郎 と言った錚々たる選手が出場いたしゃーした。
当初、長南、前田、石成の3選手と 「X」 の出場が予告されていたので、
オイラは勝手に 所英男が来るに違いない!」 と妄想しておりましが、
よもや 青木真也 が出場するとは夢にも思わず、超ビックリ!でありますた

ちなみにこの試合は打撃ナシの10分間グラップリングルールで、
5分毎にジャンケンでチーム分けを行う、と言うエキジビションマッチでありましたが、いやー、実に面白かった。

殺伐とした試合が続く中、こーゆー息抜きカードが入るとチェンジ・オブ・ペースが図れて、
イベント進行の面からも実に有効であると感じますた。

と言うワケで、15時30分から試合開始され、途中15分程度の休憩を挟み、
15の公式試合と2つのエキジビションマッチの計17試合が終了したのは19時30分。
ちょっち長過ぎ、詰め込み過ぎの感は否めないが、まあ、見応えあったので満足感は高いです。

ところで、この日、公式試合に出場した選手たちであるが、恐らく総合の試合だけで生活できるはずはなく、
ジムや道場の手伝い(コーチ等)を行ったり、別の仕事に就くなりして生計を立てていると妄想する。

そー言った意味ではオイラたちアマチュアミュージシャン関係者と 「立ち位置」 は変わらないと感ずるが、
「晴れ舞台に立つ覚悟や意気込み」 については、随分と差があるように感じられました。

果たしてアマチュアミュージシャンの何人中何人が、どれだけの 「覚悟」 を持ってステージに臨んでいるのか、
そもそも 「ステージ」 を、格闘技者にとっての 「リング=聖域」 と同じように捕えている者がどれだけいるか、
甚だ疑問に感じたりもします。

あまりに違うジャンルのため、同じ土俵で 「観客論」 を議論するのも的外れかもしれないが、
少なくとも彼らの覚悟、意気込み、根性等を目の当たりにしたオイラだけは、
爪の垢を煎じて飲ませていただき、今後、関わらせていただく音楽イベントにフィードバックしていきたい、
と思った今日この頃でありましたとさ。

おしまい。




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