90年代の●●●●●マシン

ヤフオクを眺めていたらこんな珍品エフェクターを発見ーっ!

▼ これだお
イメージ 1

▼ その出品ページ
http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f99995413

果たしてこの画像を見ただけで、これが一体どーゆーエフェクターなのか、
ご存知の方は何人いらっしゃるだろう?

本機は1996年に日本ではミュレイディア (だったかな?) が輸入販売していた立体音響エフェクターで、
ニューリアリティ・ビビッド3D・シアター と言う製品名でありやんす。

ぬわんと当時としてはまだまだマユツバものだった立体音響=3Dサラウンドシステムを、
5.1chではなく一般的なステレオ2chで創り出してしまうシロモノなんどすえ。

たしか、廉価版の 「PLUS」、それよりもちょっち性能が上の 「PRO」
そしてAV鑑賞用にチューニングされた最上位の 「THEATER」
と言う の3つのグレードがラインナップされておりますた。

さて、肝心の音質と言うか、立体音響の効果の程はと言いますと・・・
あくまでオイラ的主観でありやすが、1970年代後期のステレオラジカセに搭載されていた、
「WIDE効果モード」 を彷彿させるカンジで、位相を変態的に歪ませたような印象どした。

ハッキリ言ってあまり売れた製品、と言う印象はありませぬ。
当時はオーディオショップではなく楽器店で販売していたと記憶しておりやすが、
入出力端子がRCAピンジャックのみ、と言う楽器店取扱商品らしからぬ仕様だったこともあり、
ミュージシャンからも、オーディオマニアからも敬遠されていたのではなかろうか、と邪推してまいます。

ちなみにオイラ、当時、池袋サンシャインで開催されていた楽器フェアにおいて本機のデモを体験し、
なんとなーく気にはなっていたものの新品を買うほどの魅力を感じることができず、
長いこと忘却の彼方にありましたが、実は7~8年前だったか、中古楽器店で本機を発見し、
・・・ついつい買ってしまいました。

たしか倉庫の片隅に眠っているはずだが、一度も使っておりませぬ(汗)

最近の3Dブームに便乗して、何かいい機会があったらコイツを試してみようかな~
と思ってはみたものの・・・やっぱり使うこたーねーだろーな~。

一風変わった変態3Dサウンドに興味をもたれた方は前述のヤフオクに入札してみてはいかがでせう。
もちろんオイラは一切の責任を持ちませぬが。




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