のってる音頭 by ドリフターズ

昭和のコミックソングと言うと、大瀧詠一 仙人の影響もあり、
どーしてもイのイチバンに挙げられるのは クレージー・キャッツ であるが、
やはり昭和30年代後半以降の世代的には ドリフターズ を避けて通ることはできない。

初期の ドリフ は、民謡をベースにした 「替歌」 が主流で、
本日ご紹介の のってる音頭 は、秋田音頭 が基となっておりやす。

基本的に主旋律はファンクばり (?) のワンコードでほぼワンノートと言う潔さ! (そうか?)
だが、その単調さを打ち消すようなゴージャスなアレンジがこの曲の真骨頂と言える。

イントロの大袈裟なストリングスから始まり、間奏ではジャズ、ロック、シンフォニー等が挿入され、
アウトロではオチを付けるSEである ちゃんちゃん がハープを交えたストリングスと言う豪華ぶり。
いろいろとググってみたところ、川口真 という方が編曲者であると判明。タダモノではない。

加えて 加藤茶いかりや長介 のボーカルがまた秀逸!
特に最後の 「馬券買うときちょこっと迷って やっぱりハズれたよーウェー」 の歌い回しはサイコーです。

オイラ的には昭和時代屈指のコミックソングと思っているので、イマイチ世間的に知名度が低いのが残念無念。
ぜひ多くの方に聴いていただき、後世に語り継いで欲しいと思いますっ。

それでは両耳かっぽじって聴きやがれいってんだ、コノヤロー!



のってる音頭

エードーセー は そら のってる音頭です

ハイ キタカサッサ ハ コイサッサ ア コイナ

は こら いずれこれより御免被り 音頭の無駄を言う ハーソレソレ
お耳障りもあろうけれども 意外やまた意外

ハイ キタカサッサ ハ コイサッサ ア コイナ

は どした ミニのスカート眺めてみたくてゴーゴーさ 踊ったよ ハ エッチ
筋がつっぱるやら 骨がねじれるやら 足腰立たぬやら

ハイ キタカサッサ ハ コイサッサ ア コイナ

は それ 昭和女はなんして綺麗だと聞くだけ野暮だんす ハーソレソレ
鼻の高いのは整形美容だと おまはん知らねのけ

ハイ キタカサッサ ハ コイサッサ ア コイナ

は それ 汽車も速いし電車も速い ジェットはなお速い ハーソレソレ
うちの女房の速えーってったら 三日で家出した

ハイ キタカサッサ ハ コイサッサ ア コイナ

は そら ウチの父ちゃんもお前んとこの父ちゃんもエラそうにやってるな ハーソレソレ
会社でどやされ キャバレーでフラれて 母ちゃんに締め出され

ハイ キタカサッサ ハ コイサッサ ア コイナ

は そら ちょいと小粋に暖簾かきわけ寿司屋で寿司を食う ハーソレソレ
サビのききすぎ 我慢のしすぎ 目玉が飛び出した

ハイ キタカサッサ ハ コイサッサ ア コイナ

は そら 夜も寝ないでこれだと決めて 勇んで出掛けたよ ハーソレソレ
馬券買うときちょこっと迷って やっぱりハズれたよ ウェー

ハイ キタカサッサ ハ コイサッサ ア コイナ

御粗末!

ちなみに最後の一言、「御粗末!」 はオイラがオヤヂバンドや自身のライブ終了時に使う常套句だったりします。
(実はこの曲が元ネタだったんだよーん)

よすなに。



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   日時 : 10月8日(金)19時30分~21時00分
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