これぞ超名曲 「おんなになあれ」 by 森川美穂

一昨日の５月５日は 「こどもの日」 であると同時に、
オイラが２０代の頃に多大なる影響を受けたミュージシャン 森川美穂 のバースディでもありますた。

オイラが初めて 森川美穂 を見たときはまだ未成年であったはずであるが、その森川も今年で４２歳。
オイラが歳をとるのもアタリマエか。

さて、２０代前半のオイラの音楽嗜好はと言えば、山下達郎 にハマりまくっていた時期で、
とにかく１６ビート系のソウル、ファンク、ディスコに感化されていた頃でもありますた。

そんな折、たしか日曜の午前１０時頃から放送されていたテレ朝系のバラエティ番組 （番組名は失念） に
元ボクシング世界王者の 渡嘉敷勝男 がホストとなり、女性アイドルをゲストに迎え、
ボクシングのトレーニングをさせながらトークを展開するコーナーがあったと記憶している。
そこで偶然、オイラは初めて 「森川美穂」 なるアイドルを目撃したのだが、
可愛らしい顔とは裏腹に 「コノヤロー！」 と叫びながらサンドバックを叩きまくるイキの良さに感嘆し、
おお～、このアイドル、ただもんじゃねえ！と一人で唸ってしまったモンだ。
そしてそのコーナーが終わると、一転してスタジオでの歌唱コーナーに移るワケだが、
さっきのお転婆ぶりがウソのように、実に女の子アイドルらしく持ち歌を熱唱し、さらにびっくりした。

その時に聴いた曲こそがこの 「おんなになあれ」 で、森川美穂 本人の瑞々しさと相まって、
もう一聴しただけで、ものの見事に この曲と森川美穂の大ファンになっちまったのであった。

この曲はミノルタのＣＭソングに採用され、彼女にとって歴代２位のヒットを記録した。（オリコン最高１８位）
ちなみに森川美穂の最大のヒットシングルはアニメ 「ふしぎの海のナディア」 主題歌である
「ブルーウォーター」 でオリコン最高１７位だそうな。

さて、本日のお題である 「おんなになあれ」 であるが、世間一般的には、
この曲を境に森川美穂はアイドルからアーティストに転向する記念碑的な曲に位置付けられており、
たしかに一作前のいかにも歌謡曲然としている 「姫様ズームイン」 とはだいぶ曲の造り異なっている。

本曲の作曲者は チャゲ＆アスカ の 飛鳥涼 。
ハッキリ言ってそれまでオイラは飛鳥涼と言う方を作曲家としてほとんど評価していなかったが、
この曲を聴いてから見る目が一変してしまった。
とても耳コピするのが気が遠くなるような複雑怪奇なコード進行で、
とことなくポプコン出身者らしいメロディラインを漂わせながら、
上手くリスナーの予測を裏切る主旋律の進み方など、実に心憎い主旋律だと思いまする。

しかし何と言ってもこの曲の魅力は、やはり 森川美穂 自身のみなぎるパワーと言うか、
まさに上昇気流に乗りつつある若鮎のような瑞々しいボーカリゼーションがすべてだと感ずる。

１９８７年リリースだから今から２３年前の作品と言うことになるが、
オイラ的には何十年経とうがまったく色褪せることがない永遠不滅の名曲であります。

もし２０１０年の今日、この曲を女性アイドルがカバーしようと思っても、
決してこれだけの魅力を炸裂させることはできないと信じております。

そりではその珠玉の名曲を心ゆくまで堪能して下さいませっ！

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　　▼ ５月定例やまぼうしライブ
　　　日時 ： ５月７日（金）１９時３０分～２１時００分
　　　会場 ： コーヒー＆ギャラリー やまぼうし
　　　料金 ： ＠５００円（ワンドリンク付き）
　　　出演 ： １９時３０分　Ｆｌｏａｔｉｎｇ Ｊａｍ （浮いたり沈んだり）
　　　　　　　　２０時１５分 風太 （風のち晴れ）
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