背筋も凍る恐怖の瞬間

MIXIのマイミクの方の日記にて知りました。
昨日(4月4日)、TBS系の生放送番組にてこんな放送事故があったんだそうな。



よーするに、当てぶりでの演奏中に音源が止まってしまったワケなのだが・・・

ここには大きく2つの問題点がある、とオイラ的には思えます。

まず1点目はミュージシャン目線から、生番組にもかかわらず生演奏をしていないということ。
そして2点目は音響屋の目線から、機材トラブルへの対処を怠っていたであろうということ。

1点目については、現在のほぼすべてのテレビ音楽番組が 「当てぶり」 であることから、
プロのミュージシャンでもないオイラ的には、別に何を今さら・・・と言う気もするが、
プロの方々から見れば、ザマーミロ (?) みたいな感があるように思ったりもして。

やはりオイラ的に関心が高いのは2点目の音響屋的な目線からの問題。

このYouTube動画 (早々に削除されそうな予感・・・) そのものが、
音声と映像がズレてしまっているの、でちょっち判断しにくいと言えなくもないが、
この 「音飛び」 の感じから想像するに、これはDAW等で音源を流しているのではなく、
CD-Rを再生しているものと推察する。

さらに言えば、MIXI日記では一部の方が 「カラオケが止まった」 ように書かれているが、
これはカラオケ、つまりバイオリンパートを消したマイナスワン音源ではなく、
主旋律も含まれたフルオケの完パケ音源、つまり完全な 「当てぶり」 であります。

それにしても、普通、この手の音源 (CD-R) については、
本番前にちゃんと再生できるか音響チェック段階で確認し、
さらにリハーサルで再確認を行う等の二重チェックするのが当然だと思うのだが、
なぜに本番でこんなことになってしまったのか?

事前の音源チェックミス? 出演者の遅刻等によりリハーサルができなかった?

前者であれば放送局の音響担当者の責任、
後者であればCD-Rを持ち込んだ葉加瀬側の事務所の責任、と言う気がする。

いやー、イベント等においてCD-Rを扱うPA屋の立場から言わせてもらえば、
明日は我が身とも言える、背筋も凍る恐怖の放送事故。

CD-Rに限らずデジタル音源のオケは本番前のチェックが不可欠であることを、
いやと言うほど痛感させられた事件でありましたとさ。

くわばらくわばら。




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