渋ロックフェスティバルレポート

それでは一昨日の日曜日、静岡市のライブハウス UHU で開催された企画ライブ、
渋ロックフェスティバル の模様をばレポートしていきませう。

BLUES和也

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今回は一番手として登場のオイラこと BLUES和也
今さらではあるが、オイラの源氏名 (?) である BLUES 和也の BLUES は、
決してブルースミュージックが好きと言う意味ではなく、
原田真二 のデビュー曲 「てぃーんず・ぶるーす」 の歌詞に感銘を受けたことに由来しておりまふ。
むしろシカゴブルースのようなディープなヤツは苦手だったりする。

実は今回の企画ライブ、当初はオヤヂバンド [ROCK54] で出演しませんか?
と、お店から声を掛けていただいたものの、メンバーのスケジュール等諸事情によりそれが叶わず、
せっかくなのでオイラがピンで出演させていただくこととした次第。
そー言えば、この店、UHUのオフィシャルなライブにピンで出演させてもらうのは、
今回が初めてではあーりませんかっ!
これまで水曜日のオープンステージではのこのことステージに上がらせてもらったことはあるが、
ちゃんとライブスケジュールに名前が書かれたのは初めてだった。
うーん、MCネタにすりゃーよかったな。
まあ、アフターのフェスティバルっつーことですな。
(一応解説しときますが、後の祭りってえことです。念のため。)

さて、くどいようだが今回は 「渋ロック」 がテーマっつーことなんで、
60~70年代洋楽カバーを中心にセレクト・・・って、結局いつもどおりになるんですが。

演目は昨日ブログったとおりだすが、全8曲のうち以前ライブで演ったことがあるのは6曲。
んで、オイラ的 「初公開」 となったのが次の2曲。

ガット・トゥー・チューズ / キッス
キッスのセカンドアルバム 「地獄のさけび」 のA面1曲目収録のミディアムナンバー。
ハッキリ言ってキッスファン以外にはまったく無名の曲。
以前から練習していたもののなかなかチャンスがなかったので、
今回、「渋ロック」 にカッコつけて初披露させていただきやした。

恋のナイト・フィーバー / ビー・ジーズ
言わずと知れた1978年の大ヒット曲。
ただオリジナルはあまりにキーが高すぎて歌えないため、2度落としてコピー。
(オリジナルキー Eメジャー → Cメジャー)
これまで ステイン・アライブ は何度もライブで演らせてもらっていたが、
ナイト・フィーバー の方はオリジナルのギターカッティングのニュアンスを
アコギで真似るのが難しく、これまでず~っと敬遠していた経緯がある。
ただ、今後70~80年代ディスコ曲をアコギ弾き語りでビシバシとコピーしてやろうとの目論みがあるので、
今回、一念発起してダメモトでトライしてみますた。
果たしてお聴きいただいたみなさんのご感想やいかに。
例によって遠慮なく辛辣な辛口コメントをお寄せいただければ幸いどす。

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今回、久々に アコースティック・フライングV を使ったが、
家ではフツーのドレッドノートで練習していたため、ちょっち違和感あり。
ついでに見栄張ってちょっちストラップを下げ目にセットしたらバレーコードが押さえにくくなり、
途中で何度かミスってしまったのは要改善点ですた。

自己採点は100点満点で30点くらいか。
ただ、11月の ストリートフェスティバル・イン・静岡 に向けて、実りある 「前哨戦」 になりますた。

ふー。

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SHIN-RA

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オイラ的には恐らく4回目の目撃となるオヤヂバンド。
性懲りもなく (?) スティーリー・ダン のコピーに挑戦すると言う向う見ずなチャレンジャーでありやす。
と言っても、今回の演目の中で披露してくれたAORナンバー (もちろんスティーリー・ダン) は1曲のみ。
(「エイジャ」 収録の聞き覚えのある曲だったが曲名は失念)

後はすべて60~70年代の 「渋ロック」 ナンバーですた。
オイラ的には ジョージ・ハリスン「マイ・スウィート・ロード」
クリーム「ホワイト・ルーム」 がツボでしたな。

失礼を承知でちょっち辛口コメントを述べさせていただくなら、
ギターアンプの生音バランスが少し悪かった点、
ボーカルとマイクの距離が離れ気味でボーカルが聴きづらかった点、
曲途中のブレイク (キメ) のタイミングがイマイチだった点、
等が今後の練習の課題ではないでしょーか?


昭風堂

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初めて耳にするバンド名だったが、開けてびっくり玉手箱。
ぬわんと、今までありそうでなかった 沢田研二のコピバン とな。

それも70年代後期~80年代初期の全盛期のナンバーのオンパレード。
ざっと思い出しただけでも次のようなナンバーが繰り広げられた。

・時の過ぎゆくままに
・ダーリング
・ストリッパー
・サムライ
勝手にしやがれ
カサブランカ・ダンディ
・決めてやる今夜
TOKIO

当然、全曲知っておりまふ。
つーか、オイラの世代でジュリーの曲にハマらなかったヤツはおらんでしょう。

ちなみにオイラ的 「イチバン好きなドラマー」 である 田中清司 センセイは、
何を隠そう、ジュリーのバックバンドとして有名な 井上バンド の2代目ドラマーである。

恐らくジュリーがソロになって (1974年) からバンド解散 (1980年) まで、
多くのヒット曲のグルーヴマスターとして活躍したことを強調したいっ!

んで、この日のジュリーのコピバンである 昭風堂 だが、
正直なところ、演奏レベルが 「荒削り」 の感は否めませぬが、
身内のお客さんがどどどっとお出で下さったこともあり、
チョー盛り上がりの大フィーバー (注:死語) 状態に陥ったのでありますた。

特にジュリー役、ボーカルの方のマッチョな上半身裸を露わにした熱唱の際の、
女性客のキャーな悲鳴に、一人バカ受け (注:死語) してしまったオイラでありやした。

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ラストの TOKIO が終わった後はお約束のアンコールとなり、
さて、オーラスの曲は何を持ってくるんだろう? 「危険なふたり」 でも演るのかな?
と、一人であれこれと妄想していたら、ぬわんと見事に予想を裏切り、
「宿無し/ツイスト」 を演奏したのであった。

オイラが一人悶絶状態に陥ったことは言うまでもない。


・・・とまあ、こんなような酒池肉林が繰り広げられた 「渋ロックフェスティバル」
果たして続編があるのかどうかは定かでないが、もしリベンジの機会をいただけるのなら、
次回こそはオヤヂバンド [ROCK54] で出陣し、
ビンテージかつソウルでファンクでディスコな名曲をお届けしたいと思っとります。

その日まで、サイナラ、サイナラ、サイナラ・・・(注:死語、くどいっ!)




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   問合 : ぬちぐすい info@ncgsi.com
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   日時 : 11月13日(金)19時30分~21時00分
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   料金 : @500円(ワンドリンク付き)
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        20時15分 Misato & Shin (Street Legend)
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