いかなるカラオケ素材にも対応できるように

夏祭り等の野外イベントにありがちな出し物のひとつに 「歌謡コーナー」 がある。
その名のとおり、ローカル歌手が出演する歌謡ショーであるワケだが、
まあ大抵の場合は 「演歌」 が主流で、カラオケをバックに30分ほどのステージを行うケースがほとんどである。
(稀にバックバンドを連れてくるケースもありますが)

ここでPA屋が用意しなければならないモノが 「カラオケ再生機器」 である。
しかし、2009年現在においてそのカラオケ素材 (媒体) の 「定番」 はない。

ちなみにオイラの身の回りでは、未だにMDが主流のようだが、
もちろん今後もMD素材が流通していくかは定かでないので、
PA屋的には、現在、カラオケネタとして持ち込まれると予想される、
カセット、MD、CD-Rの3つの媒体を再生できる態勢を常に整えていなければならない。

さらに言えば、歌謡ショーの進行上、MCなしで2つの媒体をメドレーで流す演出が考えられるため、
上記の媒体再生機器を2つずつ用意し、いつでもクロスできる態勢も整えたいところ。

オイラの場合は民生機が主流であるが、このような場合に対処できるようにするため、
また少しでも持ち込み機材を少なくするために、なるべくツインデッキを持ち込むようにしている。

下の写真は先日の夏祭りイベントの一環 (室内会場) で開催の歌謡ショー用に用意した機材群。

イメージ 1


写真左からタタキ機能付きのMDデッキ、ソニーMDS-DRE1
その右横の上に乗っているのが、ディスコミキサー機能内蔵のツインCDプレーヤーの ベスタクスCDX16
その下が ソニー のCD/MDツインデッキの MDS-D1
さらにその下が ティアック のCD/カセットデッキAD500

一応この4台のデッキで、CDプレーヤー4台分、MDプレーヤー2台分、カセット1台分、
の機能を有しているので、まあコレだけあれば大抵の現場はこなせるだろう、と高を括っていたら、
数年前に学園祭のPA現場でMD-LP素材が持ち込まれ対応できなかった苦い思い出があり、
その教訓からMD-LP対応のMDウォークマンを購入したりもしたモンだ。

ちなみに、再生機器の台数が多くなれば、当然ミキサーのインプットチャンネルも消費するワケで、
やはり、ミキサーのチャンネル数は多ければ多いほどいい。

その点デジタルミキサーはやはり有利なワケで、
O1V96 ならオプションボード等を使って40chまで増設できるのでヒジョーにありがたい。

イメージ 2


果たして今後、カラオケ媒体の主流がどの媒体に推移していくのか定かでないが、
恐らく近い将来、USBメモリーやSDカードを持ってくるツワモノが現れる予感がするので、
PA屋稼業の持込機材にノートパソコンが必携となる日も、そう遠くはないでしょう。

くわばら、くわばら。




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  ▼ Recording Studio GARAGE MIHO(本館)はこちら
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  ▼ 最近どうよ? とりあえずバンドいっとく?
   日時 : 8月29日(土)18時00分~22時頃
   会場 : UHU
   料金 : @1500円(ワンドリンク付き)
   出演 : Damn・Damn ガールズポップ
        YORITOMO アコースティック
        Prairie’s フュージョン
        Sweet SoulJam AOR
        ROCK GO JUICY 70’sロック (オイラの所属するオヤヂバンドだよん)

  ▼ 9月定例やまぼうしライブ
   日時 : 9月11日(金)19時30分~21時00分
   会場 : コーヒー&ギャラリー やまぼうし
   料金 : @500円(ワンドリンク付き)
   出演 : 19時30分 チャオくぼた (80'sポップス)
        20時15分 MAYU (ピアノインスト)

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