閉鎖的な空間

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昨日のブログの続き。

爬虫類ショウの会場を出た後は静岡市中心街の青葉公園に移動。
毎年恒例の野外音楽イベントである 「ストリートJAZZ」 を見に行ったワケだが、
今年は開催日である 8月1日 (土)・2日 (日) の両日ともあいにくの雨模様となり、
正直言ってお客さんの数は少ない。

それでも傘をさしながらベンチに座ってじっと演奏に耳を傾けているお客さんがいる。
ありがたいことではあーりませんか。

ちなみにこのイベント、今年で17回目、つまり17年の歴史を誇るイベントだが、
基本的に企業からの協賛金と、ボランティアスタッフ有志の協力によって運営されているとのこと。
主催者の苦労たるや並大抵ではないであろう。
ハッキリ言って、こーゆー裏方スタッフの地道な努力に比べれば、
出演者の労力など屁のカッパである、とオイラは思います。

さて、肝心のステージの様子だが、雨模様のためメインスピーカーはブルーシートで覆われ、
ステージ上にはあるべきはずのFBスピーカーがまったくない! マジで1本もない!
コレは演奏者的にはキツイだろう。
つーか、ボーカルなんて自分の声がまったく聞こえないんじゃねーの?

案の定、メインの出音は高域がこもったカンジのローファイサウンドで、
演奏者はお互いの音が聴こえていない様子で、キメやエンディングをミスった場面が多々見受けられた。

うーぬ、どこのPA業者かは知らないが、たしかに雨で機材がヤバイとは言え、
もう少し演奏者にとって演奏しやすい環境を作ってあげる余裕はなかったのでしょーか?
(ま、部外者だから好き勝手言ってるに過ぎませんが)

結局オイラは、雨の中、3時間半ほどこのイベントを見させていただいたが・・・
正直言って、例年に比べて面白さ、演奏のクオリティは低かったように感じますた。

オイラ的に気になった点は次のとーり。
・毎年、出演者の顔ぶれが同じで新鮮味がない。
・同様に、同じプレーヤーが複数のバンド、ステージに登場し、変わり映えがしない。
・まったく練習ナシでぶっつけ本番で演奏している様子がミエミエのバンドが少なくない。
・時間にルーズな出演者が少なくない。
・MCがヘタ。

まあ、上記のマイナスポイントを差し引いても、
お客さんがぶっ飛ぶような演奏を聴かせてくれりゃアいいワケですが、
もちろん中には鳥肌立つようなソロを聴かせてくれたプレーヤーもいるにはいたが、
反面、いくら入場料無料のイベントとは言え、これが客に聴かせるプレイか?
と思いたくなるようなクオリティの低い演奏もあったことは記しておきたい。
特にベテラン勢にそーゆー傾向があったように、オイラには思えましたな。

オイラの思い過ごしかもしれないが、どーも昔から静岡ローカルのジャズミュージシャンって、
他所者を寄せ付けない、排他的・村八分的・閉鎖的な体質があるようなカンジがしてならない。
「新しい血」 が入ることを嫌うと言うか、鎖国政策と言うか、そんな気がするのはオレだけか?

本イベントを拝見した、いち観客としての意見・要望としては、
地元のレギュラー出演者の枠の他に他県からの一般公募の出演枠を設けて、
プログラムも、地元バンド ~ 県外バンド ~ 地元バンド ~ 県外バンド、と言うシークエンスにした方が、
もっと出演者側に緊張感が生まれて、
よりスリリングなパフォーマンスが見られるような気がするんですけどねえ。
・・・いかがでしょう。

それともやはり、地元ミュージシャン同士による仲良しこよしの 「のほほんライブ」 の方がいいのかな?
ま、そんなんだったらオイラ的にはまったく興味ありませんけどね。

やっぱりオイラはズージャな人間ではなく、
ロケンロールな人間なんだと再確認した今日この頃でありましたとさ。

ちゃんちゃん。




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  ▼ 8月定例やまぼうしライブ
   日時 : 8月14日(金)19時30分~21時00分
   会場 : コーヒー&ギャラリー やまぼうし
   料金 : @500円(ワンドリンク付き)
   出演 : 19時30分~ ZilL(ジル) やまぼうし凱旋!
        20時15分~ Woody Bell アメリカン・モダン・フォーク
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  ▼ あやあねライブ 映像
   ●言葉にできない / あやあね
   
   ●Calling You / あやあね
   
   ●愛こそはすべて / あやあね
   

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