山下達郎もゴイスだが静岡の観客も最高だぜっ

ここ数日、淡白（？）だったブログ記事を補填するかのように、
これから数日間にわたり先週末の模様を振り返りながらブログっていきたいと思いまする。

本日のお題は一昨日 （４月１２日） 夜に目撃した 山下達郎 の 静岡市民文化会館ライブ 。

今回のツアーに関しては、１月２９日のＮＨＫホール以来、２度目のライブ観戦でありやす。
ちなみにＮＨＫホールでのライブの感想はこちら。
http://blogs.yahoo.co.jp/garage_miho/58271428.html

残念ながらＮＨＫホールのライブはオイラの期待感が強すぎたのか、
たまたまオイラの座席の回りの観客のノリが悪かっただけなのか、
オイラ的にはあまり 「楽しめた」 とは言い難い内容であった。
しかし、ミクシー日記などを拝見すると 「最高のライブだった」 と言う声が多く、
あれ？ 物足りないと感じたのはオイラだけだったのか？ と思ったりもしたが、
それがウソ偽りのないオイラの正直な感想だからしょーがない。

果たして今回の静岡ライブの内容はいかがなモノか、
期待に胸を膨らませるとともに若干の不安を抱えながら臨んだ今回のライブの感想は・・・
流石は山下達郎！ と思わせる、素晴らしい内容のライブだった！
いや、正確に言えば 「この日のお客さんのノリが最高に良かった」 これに尽きる。

一般的に興行の世界では 「静岡の客はノリが悪い」 と言われているらしいが、
今回に限っては、それがヒジョーに良い面で表れた＝本当に良いモノ、待ち望んだモノを、
正当に評価した、と言う印象を強く持った。

それが証拠に、達郎の最初の方のＭＣで
「初めて山下達郎のライブを見に来たという方はどのくらいいらっしゃいますか？」
と言う問いかけに対し、オイラ的目算では約半数のお客さんが手を上げていたように見えたし、
達郎ファンにはお約束のクラッカータイムに反応するお客さんも少なかった。

つまり、本当に 「初めてナマの山下達郎」 を目撃したお客さんが、
その凄まじいばかりのボーカリゼーション、グルーヴの嵐に驚嘆し、率直な反応を示した、
と言うのが実際のところではなかろうか、と俄か評論家的に分析する次第でやる。

オイラが初めて山下達郎ライブを目撃したのは、「ＦＯＲ ＹＯＵ」 リリース直後のツアーだったから、
アルバムの内容から想像して１６ビート主体のソウル・ファンク系の楽曲主体になると予想はしていたが、
よもやあそこまでファンキーだとは思わなかったのでかなり興奮した覚えがある。

恐らくこの日初めてナマ達郎を体感したお客さんもきっと、
「山下達郎ってこんなに激しい曲も演るんだー！」 と驚いたのではないか。
しかも、ライブが進むにつれ、激しい曲だけではなく、アカペラはあるわ、珠玉のバラードはあるわ、
そして何と言ってもあの圧倒的な 「歌の上手さ」 に舌を巻いたと思われる。

東京ドームでもないのに、何度も拍手の凄まじさに驚嘆しちまった。
ネイティブ静岡人であるオイラがビックリしたくらいだから、
他県から観に来た達郎マニアの方はさぞかし驚いたのではなかろうか？

とにもかくにもこの日はお客さんのノリが良く、さらに言えば観覧マナーも申し分なく、
それに山下師匠もバンドメンバーも触発され、理想的な相乗効果を生み出していたと感じた。

オイラは今まで、地元・静岡のライブよりも東京の方が観客のノリがいいと信じていたから、
チケット確保の優先順位は東京の方が上だったが、この日の静岡県民のノリの良さを見せられたら、
ちょっち今後の考えも変えていかなくちゃならんかな～とも思っちまった。

そーいやー、毎回、山下達郎のコンサートパンフの１ページ目に必ずこの一節が書かれている。

私のコンサートは、ＰＡ、照明、舞台装置、楽器テクニシャンなどの多くのスタッフの努力や、
優秀なミュージシャン達の協力によって支えられていることはもちろんですが、
何よりもコンサートを成立させるための真の主役は観客の皆さまであり、
コンサートを成功させる最大の原動力は、今夜この場においてのお客さまのあたたかいご声援であります。

この日ほどこの言葉の意味を痛感させられたことはなかった。

さて、流石はオイラの地元・静岡でのライブとあって、
会場内では多くの知人、音楽関係者の顔を見かけちまった。

ファンクラブ会員仲間のＫ氏、
一緒にバンドを演っているＳ夫妻、
某ライブハウスオーナーのＭ氏、
そのＭ氏の盟友でもあるボーカリストのＳ氏、
某ファンクバンドのドラマーのＫ氏、等々。

恐らくこれ以外にも多くの知人が観覧に来ていたと思われるが、
帰り際、彼らと話した本ライブの感想をひと口で言うと、
「流石は山下達郎だった」
と言うところでしょーか。

と言うワケで、オイラ的には３月～４月に目撃した３つのライブの総評は、
「素晴らしかった森山良子」
「最高だったセンチメンタル・シティ・ロマンス」
そしてトドメは
「流石、山下達郎はゴイスだった」
と言うオチになりますた、とさ。

ちゃんちゃん。

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　　　　　　　　静岡市駿河区敷地1-24-14 TEL:054-238-8228
　　　料金 ： 前売り１５００円、当日２０００円、（ワンドリンク）
　　　出演 ： １９時００分～　ＲＯＣＫ５４ ←オイラのバンドだよん
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　　　料金 ： ＠５００円（ワンドリンク付き）
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