カエル型テルミン!?

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11月5日の 「藤本健のDigital Audio Laboratory」 において今年の楽器フェアレポートが掲載されとりました。
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20071105/dal302.htm

そしてこのレポートの最終段で、藤本氏は次のように語っている。

今回の楽器フェアでは、会場で会った複数の知人が口にしていたのは、
「今回はあまり目立ったものがなかったけれど、最高だったのはカエル。」
やや番外編的ではあるが、最後にそのカエルについて紹介しておこう。


カエル? カエルとは何ぞや。
気になる続きの文面をご紹介いたしませう。

これは有限会社トゥロッシュという埼玉県の会社が開発した1号製品、ケロミン

カエルのパペットの形をした楽器で、手でカエルの口の開き方を変えることで、音程が変わる楽器。
カエルの腕にある赤いボタンを押すと鳴り、その強さによってベロシティーが変換する。
また、そのボタンの横にはDIPスイッチが並んでおり、
シンセサイザ音と変えるの声など計12種類が選択できるようになっている。
また、このDIPスイッチの切り替えで音域を変化させることもできる。

音はカエルのお腹のスピーカーから鳴るが、腕部分にDIN端子があり、
これに専用ケーブルを使うことで、オーディオ出力させたり、MIDI出力させることも可能とのことだ。
価格は49,875円で基本的にネット販売になるとのことだ。


▼製品の詳細についてはこちらを参照あれ
http://www.keromin.com/index.html


ほほー。
つまりこれ、テルミン・・・いや、マトリョミン を現代風(?)にアレンジした楽器なのだ。

テルミンマトリョミンについてはこちらを参照あれ
http://blogs.yahoo.co.jp/garage_miho/44373750.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%83%B3


テルミンマトリョミンがアンテナ(X・Y方向)への距離によって音程、音量を変調しているのに対し、
ケロミンは口の開き具合(つまり右手の親指とその他の指の開き具合)によって音程を変調し、
腕の赤いボタンを押す強さ(ベロシティ・・・と言うよりアフタープレッシャー?)によって音量を変調し、
内蔵音源(PCM波形!)を発音する、と言うカラクリらしい。

うーぬ、ハッキリ言ってヒジョーに馬鹿馬鹿しくて面白いっ!
これは購買意欲をそそられる逸品だこと。

しかし、コイツの演奏をマスターするのは並大抵のことではなさそうな予感。
なんつったって、親指とその他の指の開き度だけで音程を調整するなんて、
よほどの練習を重ねない限り絶対に習得できないっ!

まあテルミンほどではないかもしれないが、
それでも初心者がお客さんに聞かせられるようなメロディーを奏でるようになるには、
1ヶ月以上の練習が必要ではなかろうか?

とにもかくにも、こりゃーテルミニスト(もしくはテルミナー?)には要チェック製品であろう。
無線楽団のみなさん、この機会に1台購入してみてはいかがですかっ!

・・・もし、無線楽団がコイツを導入したらカエル楽団に改名するのか?(ぼそっ)




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  ▼ Recording Studio GARAGE MIHO(本館)はこちら
   http://www.geocities.jp/garage_miho

  ▼ 11月定例やまぼうしライブ
   日時 : 11月9日(金)19時30分~21時00分
   会場 : コーヒー&ギャラリー「やまぼうし」
   料金 : @500円(ワンドリンク付き)
   出演 : 19時30分~ northrn★star (セクシャル・ヒーリング)
        20時15分~ チャオくぼた (シミフェスより愛をこめて)
    http://www.geocities.jp/garage_miho/photos/20071109yamaboushilive_flyer.bmp

  ▼ ストリートフェスティバル・イン・シズオカ2007
   日時 : 11月23日(金)~25日(日)(雨天中止)
   会場 : 静岡市葵区・青葉公園
   料金 : 入場無料
   ※ オイラも 「BLUES和也」 名で出演しますっ!(ちなみに あやあね さんも出演予定!)

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