自分は何のために生きているのか

7月26日に放送された 奇跡体験アンビリーバボー で紹介されていた、
ベトナムで活躍している眼科医・ドクター服部 の医療奉仕活動に感銘を受けますた。

少年時代、不治の病に倒れた父の見舞いに行ったときに聞いてしまった、
病院の医師たちの信じられない会話
「●●●号室の患者、いちいち質問してうるさいんだよなー、どうせもうすぐ死ぬのにさー。」

あまりにも不届千万なその一言に発奮し、自ら 「患者のための医師」 になることを決心し、
その後、念願叶って世界でもトップクラスの眼科医となった服部氏。

しかし、就職した大学病院では医者同士のギスギスした人間関係のため、
自分の思うような医療活動ができず、いったい自分は何のために医師になったのか自問自答を繰り返す。
そんな矢先に国際的な医療学会で知り合ったベトナムの医師から、
ぜひベトナムに来て国民の 「目」 を救って欲しいと懇願される。
聞けば、ベトナムでは西洋風の食事が浸透したことにより全国的に糖尿病患者が増大し、
失明する者が後を絶たない状況で、それを治療する医師の数も技術も絶対的に不足しているとのこと。

よし、自分の技術で人を救えるなら休職してでもぜひ行ってみよう!と決心し、
早速、ベトナム行きのため、病院長に休職願を申請した服部氏であったが、返ってきた言葉は、
ベトナムへ行きたいのなら病院を辞めてから行け。」 との最後通告。

現在の安定した収入、生活を捨ててまでベトナムへ行く必要があるのか、
悩みに悩みぬいた服部氏は、父の遺言を思い出し、ついにベトナム行きを決意する。

「人のために生きろ」

ベトナムでの医療活動は困難を極めたが、
服部氏の献身的な活動は徐々にベトナムの人々の心を動かし、医療関係者の意識を改革し、
現在では6千人以上の患者の治療を行うに至ったとのこと。
貧しい患者からは一切のお金をいただくことなく、
私財を注ぎ込んででも必要な医療器具を導入して患者に尽くす姿勢は、まさに 「聖人」

患者たちが満面の笑顔で服部氏に感謝の意を述べる。

「先生、ありがとう。」

ドクター服部氏を突き動かしているのは、きっとこの一言なのだと思う。


オイラも40歳を過ぎて、ふと

「何のために生きているのか?」

「自分の生きがいって何だろう?」


と考える。


そして、考えた末のオイラの答えは、

「自分は、人から『ありがとう』と言ってもらうために生きている」

「人から『ありがとう』と言っていただくことこそ自分の生きがい」


に行き着く。


世の中、服部氏のような聖人もいれば、他人を陥れることや自分のことしか考えていない人間もいる。
上を見ればキリがないが、下を見てもキリがない。
どうせこの世に生を受けたなら、「上」 を目指したいではあーりませんか。

ヒジョーにベタだとは思うが、
当ブログをご覧のみなさんにもぜひこの言葉を噛み締めていただきたい。

「人のために生きろ」




■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■

  ▼ Recording Studio GARAGE MIHO(本館)はこちら
   http://www.geocities.jp/garage_miho

  ▼ 8月定例やまぼうしライブ
   日時 : 8月10日(金)19時30分~21時00分
   会場 : コーヒー&ギャラリー「やまぼうし」
   料金 : @500円(ワンドリンク付き)
   出演 : 19時30分~ 森下よしひさ (魂のフォーク)
        20時15分~ Unity Voices (ゴスペルクワイア)

■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■