これはスゴイ!無線LANでデジミキを遠隔操作する!

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ちょっち古いネタだが、サウンド&レコーディングマガジン7月号に掲載されていた、
ある意味で画期的なデジミキの活用方法についてご紹介いたしませう。

YAMAHAのデジミキの現行機種(O1V96、O2R96、DMシリーズ、LSシリーズ等)には、
パソコンでデジミキをモニター・制御するためのソフト
「StudioManager」 が付属している。
このソフト、ハッキリ言って見た目は無味乾燥だが、オイラ的にはかなり魅力的な逸品。

なぜ現在、オイラが愛用しているベリンガーのDDX3216には同様のソフトがないのか、
それが不満でしょーがない。

それはさておき、この 「StudioManager」 を使うとどんなことができるのか?

基本的にデジミキはアナログミキサーのように
一見して全体のセッティング状況を視認できないことが最大の欠点であるため、
それを補うために 「StudioManager」 では
デジミキをアナログ卓に模したレイアウトで全体のセッティング状況を表示してくれる。

さらに、その表示されているフェーダーやツマミをマウス等で動かすと、
ぬわんとデジミキ本体のフェーダーも連動してグリグリと動いちゃったりするのだ。
うーん、これは結構感動的。
(注:ここで感動するかしないかが、ヲタクか正常かの別れ道かもしれない・・・ぼそっ)

なので、YAMAHAのデジミキを使うときは卓の横にノートパソコンを置いて、
「StudioManager」 と併用して使うのがベストと思われ。

だが、サンレコ7月号ではそこから一歩進んだ活用方法が紹介されていた。

先ほど 「StudioManager」 を使えば、
デジミキ本体をいじらなくともパソコン側で操作できる旨を書いたが、
実際のところ、デジミキ本体が横にあるのに
わざわざパソコンのマウスでちまちまとフェーダー操作するような超ヲタクは恐らくオレくらいのもの。

だが、もし、デジミキとパソコンが離れた場所にあるようなら、
俄然、パソコン側でデジミキを操作するメリットは倍増すると思われる。

たとえばハウリングチェックのとき、
グライコを使ってハウリングポイントをカットしようと思ったら、
普通はステージ上で 「チェック・ワン・ツー」 と喋ってもらう者と、
FOHでその様子を聞きながら卓側のグライコを操作する者がペアで作業するのが一般的だが、
もし、ステージ上でグライコを遠隔操作できるのなら一人でも事足りるのではないか?

あるいは、FBの音量やミックスバランスを変更する場合も、
メインオペレーターがステージ上でミキサーを遠隔操作できれば、
作業効率は劇的にアップするのではなかろうか?

そんな夢のような 「遠隔操作」 を実践されている方がいるそうな!

つまりはこーゆーことだ。
観客席の真ん中(Front Of House=FOH)にデジミキとノートパソコンを設置し、
そのノートパソコンに 無線LAN(ベースステーション を接続する。
そしてもう一台のノートパソコン(無線LAN内蔵のモバイルタイプ)を手に持って、
そのノーパソに立ち上げた 「StudioManager」 を操作すれば、
驚くなかれ、デジミキを遠隔操作できてしまうのだ!

ちなみにYAMAHAの高級デジミキ機種にはグライコも内蔵されているため、
前述のようなハウリングチェックも遠隔操作できてしまうというカラクリでやる。

いやー、ヲタクを自負するオイラにもこんな活用法は思いつきませんですた。

スッゲー! ゴイスすぎる! 憧れる! オレもやってみてー!
と、ヲタクの血がふつふつと燃えたぎったことは言うまでもない。

果たしてオイラがデジミキを遠隔操作できる日は訪れるのか?
残念ながらXデーは遥かに遠い・・・。




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   日時 : 7月13日(金)19時30分~21時00分
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