ポップガードなんて使うヤツは・・・
先日ブログったスンプフォーの出張レコーディング(ボーカル録り)のとき、
メンバーの方から次のようなご指摘をいただいた。
「ポップガードは使わないんですか?」
よくぞ聞いて下さった!(笑)
そう、オイラはポップガードを使わない主義(?)なのだ。
ところでポップガードとは何ぞや?
ポップガードとは、プロがボーカルのレコーディングを行うとき、
よくマイクの前に取り付けている、丸い刺繍枠のような形をしたアレである。
アレを使うことによって、
「パピプペポ」 等の発音の際に一緒に録音されてしまう 「ふっ」 と言う不要なノイズ
(ポップノイズ、リップノイズとか呼ぶらしい)を防止できるそうな。
このポップガードの存在が一躍有名になったのは、
なんと言っても 「We Are The World」 のプロモビデオの影響が大だと思う。
アメリカの超メジャーミュージシャンが
こぞって丸い刺繍枠のような見慣れないブツを取り付けたマイクの前で歌っている姿を見て、
「なんだこれは?」 と思った人はかなりの数に上ると思われ。
その後、いくつもの音楽雑誌で 「簡単に自作できるポップガードの作り方」 みたいな特集も組まれ、
安価な製品もアタリマエのように楽器店で販売されるようになった。
▼ちなみにこちらはサウンドハウスの 「オススメのポップガード」 だす。
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductGuide.asp?CategoryCd=1550
ま、オイラも興味がなかったと言えばウソになるが、
とある日、いつものように山下達郎のDJ番組 「サンデー・ソング・ブック」 を聞いていたら、
リスナーから寄せられた質問に対して山下師匠は次のように回答していた。
「お葉書をいただいております。
達郎さんのレコーディングの写真を見ていて気が付いたんですが、
達郎さんはポップガードと言うものは使わないんですか?
・・・と言う質問なんですが、えーと、あんなものはですね、
私は歌が下手です、と言うことを人前にさらけ出してるようなものなんですよ。
マイクの前にあんなモノを付けたら若干ではあっても絶対に音がこもる。
ボーカルの技術を磨けば使う必要はありません。
なので私はポップガードは使っておりません!」
・・・と言うような暴言を吐いていたように記憶している。
そんなワケで、山下師匠がそこまで言うならオイラも使うワケにはいかない、
と言う理由から、オイラも一度たりとも使うことなく現在に至っている。
おかげで自分の歌録りの時には常にポップノイズに悩まされております(悲)
ちなみにサウンド&レコーディングマガジン2000年1月号の表紙写真を見ると、
たしかに山下師匠、ポップガードは使っておりません!
この辺の意固地さはやっぱスゲーです、このシト。(ぼそっ)
■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■-■
▼ Recording Studio GARAGE MIHO(本館)はこちら
http://www.geocities.jp/garage_miho
▼ 6月定例やまぼうしライブ
日時 : 6月8日(金)19時30分~21時00分
会場 : コーヒー&ギャラリー「やまぼうし」
料金 : @500円(ワンドリンク付き)
出演 : 19:30~ BLUES和也(イカサマロック)
20:15~ Blazing Note(アカペラコーラス)
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メンバーの方から次のようなご指摘をいただいた。
「ポップガードは使わないんですか?」
よくぞ聞いて下さった!(笑)
そう、オイラはポップガードを使わない主義(?)なのだ。
ところでポップガードとは何ぞや?
ポップガードとは、プロがボーカルのレコーディングを行うとき、
よくマイクの前に取り付けている、丸い刺繍枠のような形をしたアレである。
アレを使うことによって、
「パピプペポ」 等の発音の際に一緒に録音されてしまう 「ふっ」 と言う不要なノイズ
(ポップノイズ、リップノイズとか呼ぶらしい)を防止できるそうな。
このポップガードの存在が一躍有名になったのは、
なんと言っても 「We Are The World」 のプロモビデオの影響が大だと思う。
アメリカの超メジャーミュージシャンが
こぞって丸い刺繍枠のような見慣れないブツを取り付けたマイクの前で歌っている姿を見て、
「なんだこれは?」 と思った人はかなりの数に上ると思われ。
その後、いくつもの音楽雑誌で 「簡単に自作できるポップガードの作り方」 みたいな特集も組まれ、
安価な製品もアタリマエのように楽器店で販売されるようになった。
▼ちなみにこちらはサウンドハウスの 「オススメのポップガード」 だす。
http://www.soundhouse.co.jp/shop/ProductGuide.asp?CategoryCd=1550
ま、オイラも興味がなかったと言えばウソになるが、
とある日、いつものように山下達郎のDJ番組 「サンデー・ソング・ブック」 を聞いていたら、
リスナーから寄せられた質問に対して山下師匠は次のように回答していた。
「お葉書をいただいております。
達郎さんのレコーディングの写真を見ていて気が付いたんですが、
達郎さんはポップガードと言うものは使わないんですか?
・・・と言う質問なんですが、えーと、あんなものはですね、
私は歌が下手です、と言うことを人前にさらけ出してるようなものなんですよ。
マイクの前にあんなモノを付けたら若干ではあっても絶対に音がこもる。
ボーカルの技術を磨けば使う必要はありません。
なので私はポップガードは使っておりません!」
・・・と言うような暴言を吐いていたように記憶している。
そんなワケで、山下師匠がそこまで言うならオイラも使うワケにはいかない、
と言う理由から、オイラも一度たりとも使うことなく現在に至っている。
おかげで自分の歌録りの時には常にポップノイズに悩まされております(悲)
ちなみにサウンド&レコーディングマガジン2000年1月号の表紙写真を見ると、
たしかに山下師匠、ポップガードは使っておりません!
この辺の意固地さはやっぱスゲーです、このシト。(ぼそっ)
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▼ Recording Studio GARAGE MIHO(本館)はこちら
http://www.geocities.jp/garage_miho
▼ 6月定例やまぼうしライブ
日時 : 6月8日(金)19時30分~21時00分
会場 : コーヒー&ギャラリー「やまぼうし」
料金 : @500円(ワンドリンク付き)
出演 : 19:30~ BLUES和也(イカサマロック)
20:15~ Blazing Note(アカペラコーラス)
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