インライン型コンソールは何処へ行く?

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さすがに金・土・日の三連チャン現場はキツかった。
昨日(5月21日)は何度会社で居眠りしそうになったことか。
マジでトイレで●●しながらふっと気を失いそうになったりして。

それはさておき、一昨日の出張レコーディングをしながらしみじみと感じますた。

「いやー、10~15年前に比べたら格段にレコーディングが楽になったな~」

実感です。
今さらながら感激ひとしおだす。
20年前には、アマチュアにとってまさに 「夢の夢」 でしかなかった
プライベートレコーディングシステムが 「現実」 のモノとなって、
今、確かに目の前に存在している、そんな感想を持ちますた。

普段、オイラは自宅でひそひそと一人多重録音を行っているが、
今回のようにバンドものを出張録音する、と言うのは今までありそうでなかった経験だったりする。

その昔、8トラあるいは16トラックのアナログMTRを使ってバンド録音してた頃は、
恐ろしく使い勝手が悪い 「インライン型」 のレコーディングミキサーしか選択肢がなかったが、
今回、DAWとデジミキを使ってオーバーダビングしてみたら、
いかにあの頃の 「インライン」 方式が 「必要悪(?)」 であったかを痛感した。

いい機会なので、色々とインライン型コンソールの悪口を綴ってやろうと思ったのだが、
そもそもインライン型とはどーゆー方式なのか、
何故それが(オレに言わせれば)「必要悪」 だったのか、
を説明するだけで2~3日分のブログを書けそうなので、
早々にあきらめ、後日改めてアドレナリンが生成されそうな頃にチャレンジすることとしよう。

まあ、DAW全盛の現代においては、
もはやインライン型コンソールなどお呼びではないだろーが、
それでもインラインの複雑なブロックダイアグラムを理解できれば、
ほとんどのミキサーを使いこなせるのではないか
(・・・と言う書き方はやっぱ言いすぎだろうなあ、やっぱり)

ちなみに上記写真は、長年、オイラが自宅スタジオで愛用してきたインライン型コンソールの定番、
マッキー24・8 でござい。

つっても、オイラの所有物ではなく、オイラの数少ないヲタク友だちである 捨石 氏のモノで、
諸事情によりオイラが無償・無期限で使わせていただいていたシロモノであった。

いやー、くどいようだが、10~15年前のインラインを使った宅録ってのは、
それはそれは面倒臭い仕事だった。

やっぱ長生きはするモンですなー。

今さらながら、デジタルミキサー、DAW を開発してくれた技術者に感謝いたしまする。




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   日時 : 6月8日(金)19時30分~21時00分
   会場 : コーヒー&ギャラリー「やまぼうし」
   料金 : @500円(ワンドリンク付き)
   出演 : 19:30~ BLUES和也(イカサマロック)
        20:15~ Blazing Note(アカペラコーラス)

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