鈴木トオルライブのここに注目!

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昨日(2月18日)は日曜日だと言うのに朝から休日出勤。

この日、静岡市内各所ではいろんなライブイベントが催されていたのに、どれひとつ参加することはできず(涙)

それはさておき、昨日、ブログった 鈴木トオル ライブのオレ的要注目ポイントについて、
忘れぬうちに、自分自身の覚書として、また、他のアマチュアバンドライブにも参考になると思うので、
ご紹介させていただこう。

主なポイントは3つ。

1.会場配置

2.ステージ設営

3.照明



では、各項目についてオレなりにウンチクを述べていこうと思うが、
さすがにプロのライブであるゆえ、会場内での写真撮影は禁止されていたので、
ライブ終了後、客電(会場明かり)が点いたところで、スタッフの許可を得た時点で撮らせていただいた。

それゆえ、ライブ本番中の照明の様子が上手く伝えられないのがちと残念だす。


まず、会場配置について、通常のライブイベントの場合、
会場が長方形であれば、客席を「縦長」に配置するのが一般的であり、
また、事情により「横長」とした場合でも、座席は横一列に平行に並べるのがセオリーだが、
今回の会場配置は、3枚目の写真のとおり、
会場を横長に使い、ステージをセンター中央に配置、
ぬわんと、客席はステージを丸く取り囲むように半円形(多角形)的に配置されていた。

この配置により、ステージ上のパフォーマーから見て180度の視界にお客さんが見えることになる。

当然、この日の鈴木トオルはそのことを十分踏まえたうえで、
全方向に気を配り、すべてのお客さんに直接話しかけるようなパフォーマンスを繰り広げておりました。

また、メインのPAスピーカーは通常であればステージよりも前の位置に設営するものだが、
こういうステージ配置であったため、ステージの最後部に設営されていた。
すると当然、ハウリングが心配されるところであるが、
アコースティックライブに馬鹿デカイ音量を出す必要もなく、まったく問題ありませんでした。

ちなみに、出演者用モニタースピーカー(FB)はサポートギタリストの足元に1発が用意されているだけで、
鈴木トオル用のフットモニターは無し。

つーか、メインスピーカーがモニターを兼ねていたと思われ。
PAオペレーター的にもやさしい(?)設営方法ですな(笑)


続いてステージ設営。

前述のとおり、ステージは客席が180度取り囲むように設営されていて、
通常であれば平台等で少し高さを稼ぐところを、お客さんと同じ目線にしたいと言う理由から、
意図的にステージを高くしなかったとのこと。(MCでそう言っておりました)

そしてそのステージの設営だが、小物・小道具を使った演出が実にお洒落でありました。

実はオイラが前々から暖めていたアイディアがまさにそこに現実の形として形成されていた。

ズバリ、新聞チラシに折り込まれている 「新築マンションの部屋のディスプレイ」 のようなステージ。

鈴木トオル氏の知人の家具屋の協力を得て、ソファー、チェアー、小机、間接照明、
その他アンティークな家具等が、実にお洒落に配置されていた。

さらに足元にには丸いラグ(カーペット?)が敷かれ、さらにグラスに入れられたキャンドルが、
足元から机の上からいたるところに配置され、なんとも目に優しい薄明かりを演出していた。


そして、照明。

ステージ配置同様、家具屋の協力を得て、会場の四隅には間接照明のハイスタンドが置かれ、
会場全体を薄明かりで包んでいた。

ちなみに開場~開演までの30分間、開場明かりは落とされたまま、薄暗い空間で開演を待っていたが、
なんつーか、この「薄暗い空間」で待っているだけで、いつも以上の期待感が高まったような気がする。

で、実際に開演しても、ステージを照らす照明は遠目からのパーライトが2発と、足元にも2発、
さらにそのどれもがナマ(色無し)という実にシンプルなもの。

前述の間接照明とキャンドルライト、そしてこの必要最小限のパーライトが、
実に落ち着いた空間を演出しておりました。

いやー、かえすがえす、実に見事な会場づくり・演出でした。

これらのワザは是非、オイラ及び関係各位のライブイベントにも役立たせていただきますっ!


参考までに、この日のメインスピーカーはエレクトロボイス「PX1152M」

メイン卓はYAMAHAのデジミキ 「DM1000」


最後の写真が、この日の主役で、これら演出の考案者でもある 鈴木トオル さんだす。

オイラとタメ歳(44)くらいかと思ったら、今年で49歳だそうな。

49歳でこの絶叫ハイトーンボーカルかよっ! スゲー!


以上、客席配置、ステージ設営、照明の3点に関して言えば、
マチュアでも比較的低予算で流用できそうなアイディアをご紹介したワケだが、
いかがでしたでしょーか?

オレ的には、ホントにいい勉強させていただきました。
このライブは是非また見たい!

次回を楽しみにしております。
ありがとうございました~。




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