本当のプロとは…(妄想虚言)

よく議論されるテーマとして「プロって何?」と言うお題がある。
まあ、その解釈は千差万別で100人いれば100人の考えがあると思う。
それを踏まえたうえでオレなりの解釈を述べさせていただきたい。


昨日ブログった 「井上編集長」 の言葉を噛み砕いていくと、
オレが考える「本当のプロ」のイメージは
「たとえ他人(客)を騙してでも金を巻き上げる執念を持っている人間」
となる。

その典型的な人間こそ アントニオ猪木

奴隷同然のような貧困生活を過した少年時代。
あからさまな差別待遇を受けた新弟子時代。
プロレスラーの価値とは何たるかを叩き込まれた海外修行時代。
嫉妬と裏切りによりどん底に叩き落された独立時代。
頂点に立ちながらも常にその座を脅かされ続けた全盛時代。
力が衰えているのに第一線を退かなかった晩年時代。

そのすべての源になっていたのが「金」

これ以上はないと言うような貧困生活に戻りたくないと言う恐怖、
実力ならテメーなんかには絶対負けなかったはずだと言う怨念、
もう二度と誰にも騙されてたまるかという人間不信、
よかれと思ってした行為が逆に恨みを買う結果となる葛藤、

などなどを克服するための証明が「金」だった。

たとえ客を欺こうが、仲間を裏切ろうが、
最終的に金を得た者がこそが勝者なのだという執念。

そして何を引換にしてもその執念を遂行する行動力を持つ者こそ
紛れもない「本当のプロ」なのだと思う。


音楽の世界を例にして考えて(妄想して)みよう。

音楽事務所がプロ志望のアマチュアミュージシャンを集めてオーディションを開催する。
全国からたくさんの応募があるからそこそこの腕の連中が集まる。
審査員はその中から合格者を選ぶ。
自分たちに巨万の富を与えてくれる「打出の小槌」はどれだ?
オレたちの命令を素直に聞くイエスマンはどいつだ?
オリジナル曲なんかやらせてたまるか、オレたちが言うとおりの曲を作れ。
おまえに人格など必要ない。ただ金になる曲を作って歌ってりゃあいいんだ。
誰のおかげでプロになれたと思うんだ。一生オレたちに足を向けて寝るな。
ヒット曲がなくなりゃおまえなんぞお荷物でしかない。さっさと消えろ。
商品価値がなくなったんだ。当然のことだ。

こんなイメージはオレの妄想に過ぎないのか?


テレビで「HEY!HEY!HEY!」や「うたばん」を見る。

これがプロ? これがアーティスト? これがロック?
オレには虚飾のヒーロー、ヒロインにしか見えない。
しかしそこには緻密に計算された演出の数々がたしかにあった。

音響・照明・舞台・大道具・小道具・メイク・衣装・台本・進行・カメラワーク等々、
すべてはお金を落としてくれるお客さんに提供するための「対価」なのだ。

お客さんが支払う金額に応じた「対価」を提供するのが普通のプロ(の興行師)。

しかし、本当のプロ(の興行師)とは、
お客さんが支払う金額よりも遥かに安価に仕入れた「対価」を
いかにも高級料理の如く取り繕ってしゃあしゃあと提供する錬金術師のことだ。

出演者、つまりオレたちが「アーティスト」と思わされている人間など、
興行団体(音楽事務所)の中のひとつのコマに過ぎない。
一般企業に勤めるサラリーマンとどこが違うのか教えて欲しい。


そういう意味ではヤ●●、暴●●こそが本当のプロなのかもしれない。
そんなんだから日本の音楽事務所や興行会社の実態は…




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