ストリート・ミュージシャン・フェア 2006 をチラ見

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一昨日(3月19日)は、静岡市の中心街の青葉公園で
通算2回目の「Street Musician Fair 2006」が開催されていた。

このイベントはライオンズクラブが関連していると思われ、
かなりカッチリした運営がなされているものの、
肝心のステージ上の演出はと言うと...うーん、と思ってしまう場面が多々見受けられた。

オレは昨日のブログのとおり、
その日は青葉公園のすぐそばの、とあるホールでライブPAをやっていたので、
このストミューは“ちら見”しただけだったが、
正直なところ、昨年の同イベントと大した違いは見られなかった。

ハッキリ言って出演者のレベルに差がありすぎる。
オレに言わせれば、人前で音楽を披露するレベルに達していないパフォーマーが確かにいた。

実は今年のストミュー出演者のセレクトは、
エントリーした出演申込者が、デモソングをストミューのHP上に公表、
その曲を試聴した一般ピープルが人気投票を行い、
その投票結果の上位18組が出演決定となる、という方法を採用していた。

▼ストリート・ミュージシャン・フェア公式サイト
http://www.ice-candy.com/smf/

が、その人気投票というのが、結果的に組織票がほとんどとなり、
恐らく他の出演申込者のデモソングなど聴いていないと思われる方が
自分の身内のエントリー申込者に投票していた様子で、
ひどいのになると一人一票の原則を無視してフリーメールと使って多重投票したヤツもいたらしい。

中にはデモソングをアップしていない(申込規定違反?)にもかかわらず
出演決定したパフォーマーもいた。

そんな経過があったもんだから、
ストミューHPの掲示板は「こんな方法で出演者決定していいのか?」
という激しい議論が飛び交っていた。

それでもまあ、当日、ステージで素晴らしいライブが繰り広げられ、
たくさんのお客さんで盛り上げってくれれば結果オーライとなったところだが...

残念ながら、それなりのクオリティのパフォーマーがステージを繰り広げていても客席はがらーん。
なのに、そのパフォーマーの出演が終わりかけてきたと思いきや、
四方から若い女の子が客席になだれ込み、演奏も聴かずにべチャべチャとおしゃべり。
そして彼女らのお目当てと思しき次の出演者が登場するとキャーキャー騒ぎ出す。
どんなゴイスな演奏かと期待していたら、見事にイッパイ食わされるドイヒなステージ。

オレはそこで嫌気がさして帰ってしまったが、
「人気投票」式の出演者セレクト方法だとやはりこうなってしまう。

たしかに人気あるパフォーマーの出演時間だけはお客さんは集まるだろうが、
その時間が過ぎると、まるで潮が引くようにお客さんが去っていってしまう。

これでは静岡以外から来た実力あるミュージシャンに非常に失礼ではなかろうか。

さらに言えば、客席に出演者の姿が見られなかった。
まさか自分の出演が終わったらさっさと帰っちゃったワケじゃあないだろうねえ。

もしそうだとしたら、オレは主催者、投票者、一部のお客さんのみならず、
出演者自身のモラルにも疑問を感じずにはいられない。

ホントにみんなオンガクを愛しているのかねえ...





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   5月12日(金)のやまぼうしライブにあやあねさん初登場!

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