大晦日格闘技戦争

晦日から今日まで実家に帰ってました。
恐らく世間の多くの人がそうだったように、オレも食っちゃ寝の2日間を過ごしやした。

んで、大晦日は例によって PrideDynamite! を交互に観戦していた。


オレ的ベストバウトとしては、

小川直也 vs 吉田秀彦

所英男 vs ホイス・グレイシー

山本“kid”徳郁 vs 須藤元気

桜庭和志 vs 美濃輪育久

近藤有己 vs 中村和裕

永田克彦 vs レミギウス

五味隆典 vs 桜井“マッハ”速人


といったあたりか。
逆にダメダメだったのは、曙、ミルコ、武蔵、瀧本、かな?

なんつーか、闘志が感じられない。

今年の夏、HERO’S の予選が終わリ、ミドル級の決勝進出者に須藤とKIDが勝ち残ったとき、
「須藤君の戦い方では今後は通用しない。
 逃げて逃げて撹乱して、相手のミスを突いて勝利を得るというやり方はプロとして失格。」
と批判していたが、まさにその通りになったと感じた。

さらに先日のブログにも書いたが、かの佐山サトル
「私は積極的に攻めて、その結果、負けてしまったとしても批判しないが、
 逃げまくって偶然手に得た勝利を評価しない。」
と言っていた。

そう言った意味で、前述の4人には「攻める気迫」が大いに欠けていた。
人に戦いを魅せて報酬を得るプロとしていかがなものか?

逆に負けても引き分けても存在意義を大いに魅せてくれたのが、
ハッスル小川を筆頭に、美濃輪、所の3人。
図らずもプロレスラーに関係の深い、プロ意識満点の3選手だったところが興味深い。

つーか、負けてドラマを描けない選手は、所詮、自己満足で終わるアマチュアに過ぎないということか。

ミュージシャンがステージに自分の生き様や人柄を描き出すように、
やはりアスリートもリングや競技場にその主義主張を描き出さなければ
観客の支持を得られないということだと思う。

特にエンターテイメントの世界において、
そのパフォーマーがいかに自分の世界観を表現できるかは非常に重要なこと。
つーか、それがアルファでありオメガに違いない。

果たしてオレはどこまで自分の世界を描き出せているのか?
んー、今年も精進あるのみですなー。
(唐突なシメで申し訳ないっ!)




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