静岡プロレス旗揚げ戦 観戦記②

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昨日に続き静岡プロレスの観戦記の第2弾

ここまで割りとほんわかムードで進行してきたが、
10分の休憩を挟んでいよいよスタンガン高村のとなり、会場の空気が一変する


第4試合 ニセ大仁田 VS スタンガン高村

T・J・シンさながらに観客席を荒らしまわりながら入場するスタンガン。
リング上でイライラしながら待つニセ大仁田。

そこから先はお決まりのオールドスクールな攻防が続く。

レフェリーに見えないように(しかし観客にはしっかり見えるように)凶器を駆使し、
ニセ大仁田の額を切り裂き、観客席から椅子を強奪して脳天を強打する。

劣勢から一瞬の隙をついて凶器を奪い取ってニセ大仁田が反撃に転じる。
ロープにもたれかかって額を切り裂かれるスタンガン。

最後はロープに振って戻ってくるところにカウンターのコブラクローでフィニッシュ。

一試合を通して大技の攻防はまたくナシ。
しかし、殴る、蹴る、締める、そして場外乱闘だけでしっかりと試合を組めたてていた二人。

久しぶりに伝統芸能的なプロレスのセオリー試合を楽しませてもらった。

それにしても、3・4枚目の写真のスタンガンの表情たるや、往年のザ・シークを彷彿させないか?

うーん、インディープロレス、侮りがたし。


第5試合 リッキー・フジ田村和宏佐野直 VS NOZAWA論外 & AZADA & SHURA

本日のメインエベントは6人タッグ。

ミニスカサンタをマネージャーに余裕たっぷりに入場のリッキー。
そして田村に引き続き静岡プロレスのエース・佐野が入場。
期待とも虚しさともつかない拍手が沸き起こる。

続いて登場は本日一番のメジャーレスラーと言っていい、
論外&MAZADAの東京愚連隊。
もう一人のSHURAというレスラーは初見だったが、
3人が入場してくると一気に会場の期待が高まる。

それまでの試合とはうって変わり大技が飛び交う試合展開となった。

中でも東京愚連隊の連携技はお見事。
さすがはバリバリの現役メジャーレスラーだけのことはあると感じた。

場外でインリン様風味のミニスカサンタに鞭でなぶられる論外のヴァンプに盛り上がる場内。

そんな中、ただ一人、観客のヒートを下げてしまうムーヴを繰り返してしまったのが、
肝心要のエース・佐野。

技の不適格性、間の悪いヴァンプ、アピール度の低いセール、と実にショッパサを露呈する佐野。

辛うじて大流血の額を観客にさらすことでヒートを煽ってるが、
パフォーマーとしての実力のなさは誰の目にも明らか。

最後はご祝儀として逆転フォールをプレゼントされたが、
はからずもエースの資質を衆人の目に晒してしまう結果となった。


総じて、イベントとしての進行はけっこうスムースで飽きさせることはなく、
会場の小ささゆえ、レフェリーを巻き込んでのレスラーと観客のやりとりなど、
なかなか上手く回っていたと思う。

そして和やかムードの前半戦、シリアスモードの後半戦。
メインエベント以外は極力大技乱発を避けた試合構成など、
ひとつのイベントとしてよく考えられているのではないか。

全体的にドラゴンゲートやDDTのように現在進行形と言うよりは、
オールドスクールな試合に好感を持った。

次回の大会にも期待を持ちつつも、唯一の不安は、
やはり静岡プロレスのキーパーソン・佐野のエースとしての資質。

今後も佐野がメインを張るのだろうか?
ハッキリ言って役不足だと思うぞ。

どうなることやら。
今後の成り行きを見守りたいです。



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