ライブに向けた諸準備…アウトプット系

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▼鮮明なアウトプットプランはこちら
http://www.geocities.jp/garage_miho/pa_seminar/shimifes-output.html

さて、デジミキの仕込みが終わったところで、出力系のプランを確認しよう。

今回のメインスピーカーはエレクトロボイスの低価格スピーカーの代名詞
エリミネーター(フルレンジ)とエリミネーターサブ(ウーハー)を使う。

ちゃんとしたPA屋ならミキサーのマスターアウトからグライコ経由でチャンネルデバイダーに接続、
そこからハイローに帯域分割し、
それぞれのアウトを2台のパワーアンプにつないだ後、
メインスピーカー(ツイーター+ウーハー)を鳴らすのがセオリーであるが、
超ローカルなアマチュアPA屋ではそこまで対応する余裕がないので、
エリミネーターサブに内蔵されているネットワークの恩恵に預かることになる。

具体的に補足説明すると…

上図のメインアウトの信号の流れのとおり、
メインアウトはグライコ(DSP8000)経由でパワーアンプ(CA6①)につなげ、
アンプの後はエリミネーターサブのINに接続。

そしてエリミネーターサブ内蔵のネットワークのHI-OUTから
エリミネーター(フルレンジ)に分岐接続する。

よーするに、1台のパワーアンプで4台のスピーカーを鳴らすワケだ。


続いてFB系のアウトプット接続。

こちらはミキサーのセンド1~3を別のグライコ(CN360)経由で
もう一台のパワーアンプに接続(注:センド3については後述)
その後に小型スピーカーの定番 エレボイのSX200を
フットとサイドに各2本ずつパラレル接続する。

また、ドラム用のFBを用意するにあたり、
本来はもう1台のパワーアンプが必要なところだが、
今回はヤマハのパワードスピーカー(MS150)を使うこととする。

センド3の出力を3代目のグライコ(TC1128)経由で接続する。

これにより3系統のFB接続が完成。

そしていよいよ問題のハウリングチェックに移っていく。

というところで明日はいよいよシミフェス本番。
果たして無事終了できるでしょうか。

ワクワクドキドキのライブレポートをお楽しみに。