共有、共感に関するオイラ的思考

フリーアナウンサー有賀さつき さんが亡くなられました。 享年52。
オイラは特にファンというワケではありませんが、各種ニュースで報道されている、
彼女の 「他人に迷惑を掛けない」 というポリシーに基づいたと思われる、
様々な 「終活」 の様子に感銘を受けました。

21世紀の今日、SNSの普及具合を見るにつけ、世の人々は
「共感を得たいと思う人」「共感が得られなくても大丈夫な人」
二極化が進んでいるように、オイラは感じています。
(もちろんその中間の方も数多くいるとは思いますが)

オイラなんぞは、こんなブログを10年以上も続けていることからもわかるように、
「共感を得たいと思う人」 の部類に入るワケですが、
それでも、過度に 「共感を求めたい心」 を自制するよう心掛けてはいるつもりです。

今回の有賀さんの終活には、
「私は癌で余命いくばくもありません。私ってかわいそうでしょ。」
「私にはまだ15歳の娘がいるの。私って不幸でしょ。」
というような 「不幸自慢」「被害者自慢」微塵も感じられません。
某国の慰安婦被害者自慢とはエライ違いです。

果たして、残された彼女の家族、親族、友人、同僚たちにとって、
このような 「突然の別れ」 のあり方は正しい選択だったのか?
という論議はこれから静かに巻き起こっていくと思いますが、
間違いなくイチバン辛かったのはご本人であるワケで、
誰にも打ち明けずに一人で死期を待つ心情を思うと、
その壮絶な 「覚悟」 に尊敬の念を抱かずにはいられません。

最後にもう一度逢いたかった人が大勢いたであろうことは想像に難くなく、
しかし、それをしなかった、それをすればその方々に余計な心配をかけてしまう、
という配慮から我慢していたものと、オイラは勝手に妄想しています。

もし、自分が将来、死期を迎えるとき、このような覚悟を抱くことができるのか?
不幸自慢、被害者自慢を、本ブログに晒してしまうのではないか?
などと思案してしまう今日この頃です。

あと何年で寿命が尽きるかはわかりませんが、その日までに、
有賀さつきさんに負けないような覚悟を身に付けたいものです。

合掌。



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▼ 月定例やまぼうしライブ







日時 2月9日 (金) 19時30分~21時00分
会場 コーヒー&ギャラリー やまぼうし
料金 @500円 (ワンドリンク付き)
内容 19時30分~ BLUES和也 (イカサマロック)
    20時15分~ ノーザンスター (ギター弾き語り)




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