レガシーメディアへの対応
ここ10年ほどは、オイラが担当するPA現場の9割以上が 「アマチュア (バンド) ライブ」 です。
一方、「○○町まつり」 や 「カラオケ大会」 といった、いわゆる 「イベント系」 の
PA現場を担当させていただく機会は激減している現状です。
とはいっても 「皆無」 というワケでもないので、それなりの対応機材は保管し続けています。
ちなみに、ライブ等の現場には不要で、イベント系の現場には必須の機材の定番といえば、
・CDデッキ
・MDデッキ
・カラオケマシン
等の各種メディアプレーヤーがその筆頭だと思います。
前述のとおり、ここ数年、イベント系の現場は少ないため、CD・MD・カセットデッキは
倉庫に置きっぱなし状態となっています。(カラオケマシンは所有していませんが)
なので、ごく稀にこの手の現場のオファーがあるたび、機材車に積み込むワケですが、
実際に現場で主催者からどのようなメディア (音源ネタ) を提示されるか、については、
「行ってみなければわからない」 というのが、ほとんどのPA業者の悩みではないでしょーか?
恐らく2015年現在の趨勢として、「MDを再生してくれ」 と言われる可能性は低いでしょうが、
万が一のこともあるので、ミキサーに接続しないまでもデッキの持ち込みだけはしたいところ。
比較的、高齢者の参加者が多いと予測されるイベントでは、まだまだカセットメディアもありそうだし、
CDに関しては、市販CDの他にコンディションの悪いCD-Rの持ち込みも予測されるので、
「読込精度が高い業務用CDデッキ」 の方が精神衛生上、安心できます。
ちなみにオイラ、過去に2度ほど 「CD-RW」 ディスクを持ち込まれたことがありますが、
さすがにファイナライズ処理されていない 「CD-RW」 では通常のデッキで再生できるはずもなく、
丁重にお断りした経験があります。
(最近はダメモトでノートパソコンを持ち込むようにしていますが)
そー言えば、むかーし、レストランウェディングのPA現場を担当していたことがあり、
すべての音源をクロスフェードする必要があったため、
当時はCD・MD・カセットデッキを各2台ずつ持ち込んでおりますた。 ひえー。
2015年の今だったら、事前に用意できる音源はすべて iPad に移植して、
DJアプリ等を駆使してクロスフェード対応しちまいたいところです。
うーぬ、果たしていつまで、これらレガシーメディアに対応しなけりゃならんのでしょーか?
せっかくPAシステムがデジタル系に進化し、小型・軽量化が進み、持込機材も激減したというのに、
昔ながらの大きなガタイのデッキ類をPA席に山積みすることにナンセンス感を覚えてしまいます。
・・・なんて言ったら、PA屋の商売あがったりだろーなあ~。
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▼ 11月定例やまぼうしライブ
日時 : 11月13日(金) 19時30分~21時00分
▼ 関連リンク
2014年1月10日のやまぼうしライブ PAL × Tacaco
トワイライト・ヴュー (2000年に宅録したオリジナル曲です)
※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です
※オイラがファン倶楽部会長(本人未公認)を務めるアマチュアミュージシャン あやあね のブログです
※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです
※オリジナル曲や関係各位のライブ音源等をアップロードしてあります
※宅録作品や関係各位のライブ映像等をアップロードしてあります
※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません
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