誠に余計なお世話でありますが

昨日ブログにも書きましたが、2015年2月1日開催の
「第3回静岡フォークジャンボリー は盛会裏のうちに終了することができ、
PA担当させていただいたオイラ的にも実り多い現場であったと実感いたします。
恐らく出演者のみなさん、ご覧いただいたお客さんからは、今後、SNS等を通じて
好意的な感想が寄せられるのではないか、とお察しするところですが、
ヘソ曲りのオイラ的には、あえて 「要改善点」 と言いますか、
重箱の隅を突いてみたいと思います。

1 ボーカルについて
オイラのフォークソング一般に対する偏見なのかもしれませんが、全般的に声量がなく、
また、マイクの使い方に慣れていないと感じました。
ボーカルはなるべく大きな声で、明瞭に、そしてマイクから離れずに歌って欲しいです。
ダイナミックマイクの特性として、マイクに近いほど低音が豊かな音質=近接効果が期待できます。
逆にマイクから離れすぎて歌うと、低音が乏しい貧弱な音質になってしまいますのでご注意を。
あと個人的な好みの問題かもしれませんが、「しゃくり上げ」 唱法を多用すると、
カラオケっぽくなってしまうので、過度に 「しゃくり上げ」 ないことをお勧めします。

2 ギターのピッキングについて
前項同様、やはり全般的にピッキングの力が弱いように感じました。
アルペジオでもストロークでも、一音一音歯切れよく、明瞭に弦を発音させた方が、
ハーモニー的にも、また、パーカッシブなインパクトを効かせるためにも有効です。
また、曲調によってコードの押さえ方をローポジション、ハイポジションと
使い分けた方が良いのでは? と感じる部分が少なくなかったです。
たとえば、Key=Eで、8ビート感が強い曲の場合、カポ=4で弾くのではなく、
ノーカポで6弦をダウンストロークした方がいいカンジになるはずです。

3 MCについて
MCが不得手、苦手な方は・・・事前に台本を書いた方がヨイです。 絶対っ!

4 備品について
オイラは、ギターシールド、電源延長コード、ギターアンプスタンド等は
「楽器の一部」 だと思っています。
ライブに出演する場合は、ぜひご自身がご持参下さい。

5 画 (え) ヅラについて
むかーし、某コーラスグループ (プロ) のPAをお手伝いさせていただいたとき、
ステージスタッフのオヂサンがアタリマエのように、
メジャーを使ってメンバーの立ち位置を正確にバミっておりました。
また、セッティングされたマイクスタンドを横から見たら、すべて同じ高さ、
同じ角度に調整され、マイクケーブルも整然と養生されていて、感動してしまいますた。
それ以来、ステージ上にあるアイテムはすべて 「インテリア」 と考えるようになり、
極力、余計なモノ (例:使わないマイクスタンド等) は置かないクセがつきました。
出演者入れ替えが激しいイベントでは困難だとは思いますが、心がけは必要だと思います。

6 椅子について
ギターやKBを 「座って弾く」 場合、お客さんから少しでも出演者を見やすくするため、
なるべく背が高い椅子を使うべき、と思います。
つーか、「座って弾く」 演奏者にとっては、椅子も楽器のひとつではないでしょーか。
ハッキリ言って、折り畳み椅子に深々と座ってギターを弾くサマは 「絵にならない」 気がします。

7 ギターシールドを接続する場合の段取りについて
これこそ正に 「重箱の隅」 に他なりませんが、出演者が交代するとき、
「次の出演者」 の大半は、ギターストラップを肩に掛けた状態でステージ袖から入場し、
しゃがみこんでDIにシールドを挿し、立ち上がってエレアコにシールドを挿し、
マイクスタンドを調節する、という順序だったとお見受けしましたが、
ハッキリ言って、ギターが邪魔ではないですか?
オイラ的には、ギターとギタースタンドを手に持ってステージに入場し、
ギターを横に置いた状態で、まず、マイクスタンドを調節し、続いてDIにシールドを挿し、
もう片方のジャックをマイクスタンドに掛けた状態でギターを肩に掛け、
エレアコギターにシールドを挿す、
という順序の方がスムースにセッティングできるような気がしますが、どーでしょう?



・・・とまあ、雇われ業者の分際で余計なお世話ではありますが、万が一、参考になれば幸いどす。

よすなに。




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▼ 月定例やまぼうしライブ










  日時 : 2月13日(金) 19時30分~21時00分
  料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
  内容 : 19時30分~  Tacaco (ピアノ弾き語り)
        20時15分~ 福居八大 (津軽三味線




▼ 関連リンク












トワイライト・ヴュー (2000年に宅録したオリジナル曲です)








※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です

※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです

※オリジナル曲や関係各位のライブ音源等をアップロードしてあります

宅録作品や関係各位のライブ映像等をアップロードしてあります

※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません

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