リアンプ
恥ずかしながらオイラ、「リアンプ」 という用語の意味を、
サウンド&レコーディングマガジン 2014年3月号を読むまでまったく理解していませんでした。
ディープな宅録ヲタの方であればご存知とは思いますが、
こちらのサイトに詳しく説明されていましたので、興味のある方はご一読あれ。
▼ 「リアンプ」 の大きな勘違い
よーするに、DAWやMTRにレコーディングした音 (たとえばギタートラックの音) を、
モニタースピーカーやギターアンプ等で鳴らし、
その音を、マイクを使って再レコーディングするというワザなんだそうな。
こーすることにより、いかにもライン録音臭いトラックに 「空気感」 を付加することができるとか。
うーん、ハッキリ言ってオイラ的にはまったく興味が沸かないレコーディング手法ですが。
このリアンプの具体的な活用事例が紹介されています。
一般的にDAWを使ってエレキギターを録音する場合、
1 ハードウェアのギターアンプシミュレーターを使って 「かけ録り」 する方法と、
2つの手段があるワケですが、後者の場合において、ソフトウェアプラグインの代替手段として、
このリアンプが有効である、とのことです。
具体的には、オーディオインターフェースのアウトプットから、
ギタートラックの音のみが出力されるようにDAWのソフトミキサーの出力をアサインし、
そのアウトプットとギターアンプをケーブルで繋ぎ、
ギターアンプを好みのセッティングに調節した後に、
別トラックにマイク録音する、という手順になるワケですが、
ここにひとつ、問題が生じます。
宅録ヲタやPA屋の方であれば先刻ご承知のとおり、
ギターアンプの入力は 「ロー送り、ハイ受け」 となるように、
さらに大きな入力インピーダンスに設計されていますし、
ミキサー等のローインピーダンスのインプットに接続する際には、
Hi-ZをLo-Zに変換する機材 = ダイレクト・インジェクション・ボックス (DI) を
経由することが定番となっています。
しかし、リアンプを行う場合は、オーディオインターフェースの出力 (Lo-Z) から
ギターアンプの入力(Hi-Z)に接続することになるので、
DIとは逆の性能の機材を使用する必要がある、とのことです。
その製品、すなわち 「逆DI」 の定番こそがこちらのイチモツ。
▼RADIAL Reamp JCR
▼製品情報
そうか~、サンレコの広告ではよく見かけていましたが、
こーゆー用途に使用する機材とは知りませんでした。
面目なし。
ちなみに気になるお値段は、サウンドハウス価格で28300円とな。
ハッキリ言って高額すぎませんか?
やはりオイラ的には、費用対効果を考えると、リアンプにまでこだわる意欲が沸きません。
そんなんだからオイラはアマチュアどまりなんですけど。
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▼ 3月定例やまぼうしライブ
▼ 関連リンク
2014年1月10日のやまぼうしライブ PAL × Tacaco
トワイライト・ヴュー (2000年に宅録したオリジナル曲です)
※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です
※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです
※オリジナル曲や関係各位のライブ音源等をアップロードしてあります
※宅録作品や関係各位のライブ映像等をアップロードしてあります
※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません
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