あのアナログオーディオが楽器として復活?
ギズモードにこんな興味深い記事が掲載されていました。
▼ 引用 ここから
昔懐かし旧式オープンリールが最新の音楽パフォーマンスの楽器になって、しかもかっこいい
オープンリール? 何それ、美味しいの?
もしかしたら知らない人も多いかもしれません。
オープンリールとは、音声や映像のデータなどを磁気記録するためのテープで
いわゆるカセットテープの親玉のような存在。
もはや化石と化してしまった昔懐かしのオープンリール式のテープレコーダーを使って
超絶格好良い音楽パフォーマンスをする日本人アーティストがいるの、御存知ですか?
リールの回転や動作を手やコンピュータで操作し、
その場でテープに録音した音を用いながらアンサンブルで音楽を奏でる、
コンテンポラリーアート楽団 「Open Reel Ensemble (オープンリールアンサンブル) 」 。
和田永を中心に佐藤公俊、難波卓己、吉田悠、吉田匡の5人によって2009年から活動を開始。
メディアアートと音楽の双方から注目を浴びていて、海外での評価も高いそうです。
ローテクとハイテクを融合させた音楽性を追求し、
オープンリールという 「楽器」 で、原始と未来の鼓動を奏でます。
こちらの動画では Open Reel Ensembleが、ISSEY MIYAKEの
パリコレクションのショーのための音楽を描きおろしたものを紹介しています。
オープンリールがずらりと並んだセットでのライブパフォーマンスは圧巻!
そして何より音が格好良い!
このライブパフォーマンスを実際に見てみたい方に朗報です。
11月15日の金曜日の夜、ギズモードでも何度か紹介している
渋谷のデジタルものづくりカフェ 「FabCafe」 と THE PUBLIC の共催で行われる
「THE PUBLIC x FabCafe 感覚と工学のアンサンブル #2 supported by KORG」 の中で
Open Reel Ensembleによるライブパフォーマンスが行われますよ。
一般の方は2500円、学生は2000円のチケット料金で、
FabCafeのサイトから先行申込を受け付けています。
▲ 引用 ここまで
・・・残念ながら、上記のライブパフォーマンスはすでに終了しております。(苦笑)
オープンリールデッキなんざ、オイラ世代 (1960年代生れ) が
現物を知っているギリギリの年齢だと思いますが、
それでも実際に所有したり操作したことのある方は5割以下ではないでしょーか?
ちなみにオイラはタスカムのオープンリール式16トラックMTRを所有していますが、
いわゆるオーディオ用のノーマルなオープンリールデッキは所有しておらず、
もう何年も現物を操作した記憶もありません。
(辛うじて2トラック仕様のマスターデッキ=タスカム33-2はPAで使用経験あり)
いやー、それにしてもこの 「こだわり度」 は超絶ですね。
面倒臭さを少しでも軽減してやろうということばかり考えている不届きモノには、
絶対に真似できない音楽芸術であり、これこそまさに 「温故知新」 ではないでしょーか。
ただ、実際の映像を拝見すると、楽器というよりは 「音響効果装置」 というか
イメージをオイラは抱きました。
いずれにしても一般のミュージシャンには到底真似のできないジャンルであり、
それをここまでこだわりを持って実践している姿勢には賞賛を贈りたいと感じますね。
ただ、こんな使い方をしたら駆動系にも制御系にもダメージが蓄積しそうで、
デッキのメンテナンスにはかなりの労力を必要とするでしょうねえ。
機器整備に関する知識と技術が豊富な方々でなければ、とても手が出せそうにありません。
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▼ 12月定例やまぼうしライブ
日時 : 12月13日(金) 19時30分~21時00分
会場 : コーヒー&ギャラリー やまぼうし
料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
内容 : 風太 (ギター弾き語り)
▼ 関連リンク
※オイラ20代の頃に加入していたアマチュアバンド アーバンギア のデモ音源です
※やまぼうしライブのライブ動画です
※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクトです
※オリジナル曲や関係各位のライブ音源等をアップロードしてあります
※宅録作品や関係各位のライブ映像等をアップロードしてあります
※2004年に立ち上げたホムペですが2007年以降更新しておりません
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