終末期医療に関する研修会

15年ほど前だったか、本業 (サラリーマン) の関係で某研修会の運営に参加したときのこと。
そのときの研修内容は 「終末期医療」 で、余命宣告された患者の心理状況の変化や、
回りの医療関係者、家族の患者への接し方等について、がん専門の医師が講義されておりました。

その講義の中で、こんなお話しがありました。(一部うろ覚えですが)

ある日、僕 (講師=医師) は、生徒 (医科大学生) に次のような宿題を出しました。
「人の死について、グループでディスカッションを行いレポート提出せよ」と。
そしたら生徒たちは 「人の死」 について、こんな風に分類したんです。

・生物としての死 = 医学的に死亡が確認された状態
・知的生物としての死 = いわゆる脳死状態
・社会的な死 = 犯罪を犯すなどして社会的な信用や地位を失った状態
・歴史的な死 = その人が存在していた事実が遺された人々の記憶から消えてしまった状態

いかがでしょう。
一口に 「人の死」 と言っても、死亡していなくても 「死んでいるに等しい状態」 もあれば、
死亡してしまっても後進の人々に影響を与えるような、「生きているに等しい状態」 もあるんです。

・・・というような内容だったと記憶しております。

ふーむ、オイラなどは 「生物としての死」 しか頭にありませんでしたが、
死んでもなお、その存在が多くの人に影響を与え続けることがあるとは、
言われてみればたしかにその通りなんですが、
少なくとも 「自分の死」 とは関係ない、一部の偉人の人たちの話だと思っていました。

しかし、オイラのPAの師匠であるK氏、そして1年前に他界された森下御大。
他にも、若くして亡くなってしまった音楽関係者から、
オイラは今もって影響を与え続けられています。

であれば、オイラ自身も
「死んだ後にひとりでも多くの人たちにいい影響を与える存在になりたい」
と思うようになりましたとさ。









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  ▼ 4月定例やまぼうしライブ
   日時 : 4月12日(金) 19時30分~21時00分
   会場 : コーヒー&ギャラリー やまぼうし
   料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
   内容 : ギター弾き語り 塩倉亮治
        ギター弾き語り 丸山研二郎
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  ▼ 永遠の詩 by ROCK54 ~Rock Go Juicy~ (LIVE at Sound Shower ark)
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  ▼ 森下よしひさフィルムコンサート #10 / 北街道の唄
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  ▼ 北街道の唄プロジェクト
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