チャイニーズ・カン・フー
1975年にリリースされた秀逸なディスコ・インスト曲。
フランスの バンザイ というグループがクレジットされていて、
ジャケットにはカンフージャケットではなく空手着を羽織った女性ダンサーが描かれていますが、
どうやらバンザイというのはスタジオミュージシャンによる架空のグループ (バンド?) 名らしく、
ジャケットのねーちゃんたちは単なるダンサーチームのようでございます。
フランスの バンザイ というグループがクレジットされていて、
ジャケットにはカンフージャケットではなく空手着を羽織った女性ダンサーが描かれていますが、
どうやらバンザイというのはスタジオミュージシャンによる架空のグループ (バンド?) 名らしく、
ジャケットのねーちゃんたちは単なるダンサーチームのようでございます。
当時の 「全日本プロレス中継」 のBGMには、
プロレスにピッタリと思われるハードロック系はほとんど使われず、
もっぱらディスコ、ソウル、R&B系が多く使われていたという印象があります。
恐らくこの 「チャイニーズ・カン・フー」 はその路線のプロレスBGMの元祖であると思われます。
プロレスにピッタリと思われるハードロック系はほとんど使われず、
もっぱらディスコ、ソウル、R&B系が多く使われていたという印象があります。
恐らくこの 「チャイニーズ・カン・フー」 はその路線のプロレスBGMの元祖であると思われます。
それから2年後の1977年には、仮面貴族 ミル・マスカラス の入場テーマ曲としてセレクトした
「スカイ・ハイ」 が大ヒットしたことは有名なエピソードですな。
そして、1977年8月25日の田園コロシアムにおける マスカラス vs ジャンボ鶴田 戦では、
「スカイ・ハイ」 をBGMに颯爽と入場してくるマスカラスに対抗して、
ジャンボ鶴田はこの 「チャイニーズ・カン・フー」 をBGMに入場してきたワケどす!
「スカイ・ハイ」 が大ヒットしたことは有名なエピソードですな。
そして、1977年8月25日の田園コロシアムにおける マスカラス vs ジャンボ鶴田 戦では、
「スカイ・ハイ」 をBGMに颯爽と入場してくるマスカラスに対抗して、
ジャンボ鶴田はこの 「チャイニーズ・カン・フー」 をBGMに入場してきたワケどす!
そのとき実況の倉持アナウンサーが
「ジャンボ鶴田がテーマ曲のチャイニーズ・カン・フーとともに入場~!」
というように絶叫したと記憶しておりますが、オイラは
「うん? いつの間にチャイニーズ・カン・フーが鶴田のテーマ曲になったんだ?」
と、苦虫を噛み潰した覚えがあったりします。
「ジャンボ鶴田がテーマ曲のチャイニーズ・カン・フーとともに入場~!」
というように絶叫したと記憶しておりますが、オイラは
「うん? いつの間にチャイニーズ・カン・フーが鶴田のテーマ曲になったんだ?」
と、苦虫を噛み潰した覚えがあったりします。
以後、アナログシングル盤のチャイニーズ・カン・フーは、
ジャケットが下記のように差し替えられて再発されたといオチでござんす。
ジャケットが下記のように差し替えられて再発されたといオチでござんす。
さて、長いイントロが終わってようやく本文に入りますが、
この曲はまさにグルーヴ命といえる、70年代ディスコのクラシックにしてメインストリーム。
この曲はまさにグルーヴ命といえる、70年代ディスコのクラシックにしてメインストリーム。
ディスコの基本であるキック四分打ちではありませんが、
曲アタマから 「ドッドド」 というキックのリズムが絶え間なくレアグルーヴを刻み続け、
その上にミュート気味のハットとベースラインがヨコノリ系グルーヴを付加し、
左右のリズムギターカッティングが追い打ちをかけております。
曲アタマから 「ドッドド」 というキックのリズムが絶え間なくレアグルーヴを刻み続け、
その上にミュート気味のハットとベースラインがヨコノリ系グルーヴを付加し、
左右のリズムギターカッティングが追い打ちをかけております。
主旋律とオブリガードに使われているシンセの機種は不明ですが、
一切の和音を弾いていないことや、このザラザラ感から察するにミニムーグではないでしょうか?
(ご存知の方がいたら補足コメントをお願いしますっ)
一切の和音を弾いていないことや、このザラザラ感から察するにミニムーグではないでしょうか?
(ご存知の方がいたら補足コメントをお願いしますっ)
コード進行は、Key=Dで、ほぼ 「Ⅰ→Ⅱ」 の繰り返しとフレーズの終わりに 「Ⅳ→Ⅴ」 が入るだけ、
というごく単純な構成となっております。
というごく単純な構成となっております。
では、コード進行が簡単だから誰にでも簡単に演奏できるか?といえばそうは問屋が下ろさない。
実はオイラ、1990年頃にこの曲の宅録に挑戦してみますた。
▼こちらどすえ。
今、聴き返しても、当時のレコーディング時も、オリジナルのグルーヴ感が再現できず、
ヒジョーに悔しい思いをしておりますた。
特に左チャンネルのギターのカッティング・グルーヴがどーしても真似できず、未だに苦しんでおります。
ヒジョーに悔しい思いをしておりますた。
特に左チャンネルのギターのカッティング・グルーヴがどーしても真似できず、未だに苦しんでおります。
ちなみに当時は、キックのタイミングをほんの少し後ろにずらしたり、
ハイハットの発音時間を極力短くしたり (リリースタイムを減少)、
するなどして、「その場しのぎ」をしておりますた。
果たして、今、改めて宅録してみたら少しは上手くグルーヴを再現できるでしょーか?
ハイハットの発音時間を極力短くしたり (リリースタイムを減少)、
するなどして、「その場しのぎ」をしておりますた。
果たして、今、改めて宅録してみたら少しは上手くグルーヴを再現できるでしょーか?
なお、主旋律のシンセはオイラが当時所有していたシンセ類ではどーしても似たカンジが出せず、
結局、極端に歪ませたディスト―ションギターで代用しておりまふ。
結局、極端に歪ませたディスト―ションギターで代用しておりまふ。
▼参考までに当時の宅録用機材など
そうさなー、一度は自作カラオケ音源バックにライブで演ってみたい曲でんなー。
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▼ 9月定例やまぼうしライブ
日時 : 9月14日(金) 19時30分~21時00分
会場 : コーヒー&ギャラリー やまぼうし
料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
内容 : 19時30分~ ノーザン☆スター (セクシャルヒーリング)
20時15分~ クロキユウタ (フォークなブルース)
日時 : 9月14日(金) 19時30分~21時00分
会場 : コーヒー&ギャラリー やまぼうし
料金 : @500円 (ワンドリンク付き)
内容 : 19時30分~ ノーザン☆スター (セクシャルヒーリング)
20時15分~ クロキユウタ (フォークなブルース)
▼ 北街道の唄プロジェクト
http://www.kitakaidounouta-project.net/
※故・森下よしひささんの名曲をCD化するというプロジェクト。
森下さんへのメッセージを掲示板にお書きください。
CDをお買い求めいただければなおうれしス
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