リアルタイムでケロるエフェクター VoiceTone C1

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この手のエフェクターにはアンテナを高くしていたつもりだったのだが、
オイラの知らぬ間にこんな変態チックなコンパクトエフェクターが発売されていたとは一生の不覚。

恐らく最近リリースされたと思われる TC.HELICON のボーカル用コンパクトエフェクター
VoiceTone Singles シリーズ
http://www.tcgroup-japan.com/TCH/products/VoiceToneSingles/index.html

上記写真には4個しか写っていないが、現在は次の7機種がラインナップされているそうな。

C1 ・・・ピッチコレクト
D1 ・・・ダブリング、デチューン
E1 ・・・タップ・ディレイ
H1 ・・・インテリジェント・ハーモナイザー
R1 ・・・リバーブ
T1 ・・・トーン補正、ダイナミクス
X1 ・・・メガホン・ディストーション

中でもオイラの琴線に触れた変態マシンが [C1]

こちらのビデオを見ていただければ一目 (一耳?) 瞭然。
パフュームダフトパンクでお馴染みのケロケロボイスリアルタイムで生成してくれるエフェクターなのだ。



通常、ケロケロボイスってのは、いったんハードディスクにレコーディングを行い、
そのデータをプレイバックする際にプラグインエフェクト (定番は Auto-Tune
をインサートすることにより生成する、と言うのが定石。

よーするに、ケロケロボイス効果ってえのはレコーディングした後でないとその効果を発揮できない、
つまり、パフュームは十中八九、口パクである、っつーことですな。

まあ、ハーモナイザーやボコーダーを使えばリアルタイムで類似の質感は出せるものの、やはりビミョーに違う。
しかし、今回、TC.HELICONからリリースされた [C1] は、
恐らくプラグインエフェクトと同等のCPU処理を行って、ケロケロボイスをリアルタイムで生成するエフェクターだと想像するので、
そー言った意味では、実はエポックメイキングなマシンなのかもしれない。
(もちろん同等性能のエフェクターは以前にもあったと思うが、ここまでシンプル操作のシロモノは恐らく世界初)

ただまあ、それはそれとして、前述のとおり 「ケロケロボイス」 のエフェクト効果ってのは、
本来、Auto-Tuneが意図していなかった邪道な使い方であって、
その本来目的以外の効果が面白がられて世界的な流行となり、
今度はその性能に特化した専用コンパクトエフェクターが登場してしまうとは・・・
いやはや、何がどう功を奏すのか、よくわからんモノですなあー。


おおっと、オイラ的には今までありそうでなかった、
ダブリング・デチューンのみに特化した D1 も捨て難いです。







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  ▼ 7月定例やまぼうしライブ
   日時 : 7月11日(金)19時30分~21時00分
   会場 : コーヒー&ギャラリー やまぼうし
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   出演 : あぶぅ × 青田ケンイチ
  http://public.blu.livefilestore.com/y1pPkpCJ3edIxof8AkYJO317ZgsCtSDoTLnhtVh2bDPXm4biTkHu8Xdr7cowjY7y1tkz_L7e-HY1TWCF0oOTbKXsA/20110711yamaboushilive_flyer.jpg?psid=1

  ▼ 2011.02.13 あの頃フォークソングコンサート part-1
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