まるで平家ガニのような

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「荒法師」、「戦う機械 (Fighting Machine) 」 等の異名で知られた名プロレスラー、
ジン・キニスキー 氏が亡くなられた。享年81歳。


オイラがプロレスを見始めた1975年頃にはすでに全盛期を過ぎていたが、
それでも全日本プロレスのマット上で繰り広げられた 馬場 との死闘は見応えがありますた。

「妖鬼」 ジョニー・バレンタイン や 「鉄の爪」 フリッツ・フォン・エリック に匹敵する、
大物のオーラを撒き散らしながらの入場シーンは実に貫禄があり、
入場してからもなかなかリングに上がらず、ロープの張り具合等を入念にチェックしてから、
余裕たっぷりにセカンドロープをまたいで登場する様が今でも鮮明に記憶に焼き付いております。

NWAの歴史の中で、長きに亘った ルー・テーズ 政権にピリオドを打った張本人 (第45代王者) であり、
また、歴代NWAチャンプの中では 「史上最後のファイター型王者」 の呼び声が高い。
ちなみにジン・キニスキーに引導を渡したのは ドリー・ファンク・ジュニア で、
それ以降のNWAはジュニアに代表されるテクニシャン型チャンプの時代へと変わっていくのであった。

さて、ジン・キニスキー と聞いてオイラが真っ先に思い描くのは、何といってもあの 「顔」。
まんま 「平家ガニ」 のような風貌で、見るからに気が短く、
口より先に手が出んばかりの頑固親父を彷彿させる風体は、
なんつーか、巨人の星星一徹 のイメージとダブってしまいやす。

テクニシャンではあったものの、ファイトスタイルは猪突猛進型の真っ向勝負で、
世間一般的には抱え込み式のバック・ドロップ、シュミッツ・バックブリーカーの名手の誉れ高いが、
オイラ的にはなんと言っても残忍極まりない切れ味の キチンシンク のイメージが強烈でありやす。

とまあそーゆーワケで、また一人昭和・・・
いや、60年代の米マット界を代表する名レスラーが天国に召されてしまいますた。

「Big Thunder」 の異名で恐れられていたカミナリオヤヂに合掌。






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  ▼ JAM JAM JAM のライブに出演します
   日時 : 4月17日(土)18時00分開場 18時30分開演
   会場 : 清水 JAM JAM JAM
   料金 : 前売1500円 当日2000円 (ドリンク代別途500円かかります)
   出演 : Ja-boo (東京)、マラソンマン、路地裏午前2時、Soul Survivors、ROCK-GO-JUICY

  ▼ シミフェスNO.9
   日時 : 4月25日(日)10時00分~15時30分
   会場 : JR清水駅東口多目的広場
   料金 : 無料
   出演 : 10時00分~ 清水商業吹奏楽ブラスバンド
        10時40分~ Classic Story (ポップス)
        11時20分~ Sharp (ポップス)
        12時00分~ Chic Fellows (ソウル)
        12時40分~ 練 (neri) (ポップス)
        13時20分~ Island Tops (フォークロック)
        14時00分~ misato & shin (ストリートソウル)
        14時40分~ VALKYLIE (ファンク)
       ※オイラがPA担当いたしまっす!

  ▼ 5月定例やまぼうしライブ
   日時 : 5月7日(金)19時30分~21時00分
   会場 : コーヒー&ギャラリー やまぼうし
   料金 : @500円(ワンドリンク付き)
   出演 : 19時30分 Floating Jam (浮いたり沈んだり)
        20時15分 風太 (風のち晴れ)

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