ガジャライブレポート

それでは去る4月19日に開催された [ガジャライブ] のレポートなどを。

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ライブバー [ガジャ] は1999年から営業している店であり、
かなり腕の立つミュージシャンが出演するハコとして 「知る人ぞ知る」 会場であるが、
正直言って一般的な知名度が高いとは言えない。

それが逆に何となく 「一見さんは入りにくい」 印象を与えてしまっているかもしれない。
ちなみにオイラ的には 「出演者もお客さんもグレードが高いハコ」 と言う
ほとんど 「勝手な思い込み」 にも似たお店の印象を持ち続けておりやす。

なので、今回、ユウキさんからガジャライブへの出演のお誘いを受けたときは、
ラッキー!と思うと同時に、オイラたちのようなペーペーが出てもいいのか?
と感じたが、恐らくこんなお誘いでもなければ一生出演することなどないだろうと思い、
ずーずーしくも出演させていただくこととなった次第でやる。

さて、そんな敷居が高い (?) ガジャライブであるが、
終わってみれば、やはりオイラたちのバンド以外は目茶苦茶レベルの高いライブであった。

とにかくバンドグルーヴの一体感、ドライブ感がハンパではない。
まあ、そんなこたー出演する前から百も承知であったが、
今まではPAオペレーターと出演者と言う、お互いに一線を引いた関係だったのが
今回は同じ「出演者同士」と言うボーダレスの立ち位置だったため、
余計にそのラベルの違いを痛感しちまっただーよ。

さらに、他の2つのバンド (ウサギグループ、バルキリー) がオリジナル主体であるのに対し、
我らが ROCK54 は超有名なロックナンバーのカバーばかりで、
選曲の見地から言ってもなんともこっ恥ずかしい限りであったが、
あくまで結果論ではあるが、今回の出演バンドの 「色」 が明確に三者三様であり、
イベントとしては面白かったのではあるまいか? とも思っとります。

とまあ、そんなオイラの先入観は差し置き、この日の模様をばレポっていきませう。

16時45分、オイラが会場入りすると
すでにユウキ姉さんとウサギグループの面々は到着しており、
セッティングの最中でありやした。

ちなみにバルキリーの面々はメンバーの都合上、リハなしで本番に臨むとのこと。

17時ちょい過ぎくらいからウサギグループのリハがスタート。
この時点でウチらのメンバーも集まり出し、その凄まじいリハ風景を目撃する。
オイラは何度も見ているのでそのレベルの高さは知っていたが、
初めて見た他のメンバーはさぞかしぶっくらこいたことと思われ。

そんなこんなでオイラたちのリハは17時40分頃からスタート。
約30分くらい音出しさせていただいて開場時間を待つ。

そして19時05分、いよいよ ROCK54 のステージが開演、かいえーん。

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今回のオイラたちの演目は次のとーり。

1. スパークル山下達郎
2. アメリカン・バンド / グランド・ファンク
3. スピニング・トー・ホールド / クリエイション
4. 夏の日の想い出 / センチメンタル・シティ・ロマンス
5. ジャンピング・ジャック・フラッシュ / ローリング・ストーンズ
6. ロング・トレイン・ランニン / ドゥービー・ブラザーズ
7. ロックンロール / レッド・ツェッペリン
EN チャイナ・グローヴ / ドゥービー・ブラザーズ

全体的な出来に関しては、自己採点で100点満点中30~40点ってところかな?
もっともこの日の共演バンドのウサギグループとバルキリーを100点とするなら、
客観的・相対的採点は5点にも満たないですが。

まあ精進するしかありませぬ。

ただ例によって演奏はともかく(をい!)、弾けっぷりに関しては、
他のバンドに負けたなどとは思っちゃーいまへん。
つーか、そのくらいの気概がなけりゃーロックバンドのライブなんざやってらんねーぜ、
ってとこですかな~。

オイラの個人的な感想を述べさせてもらうなら、
このバンドで演ってきた過去5回のライブより今回のライブがイチバン楽しゅうございました。
やっぱ、ハコの雰囲気、共演者のラベルの高さ、お客さんの 「出来上がり度」 等、
すべての条件がイチバン整っていて、ヒジョーにやりやすかったとです。
ライブ前の口上 (詩吟もどきですが) で 「キンチョーしてます」 みたいなことをい言ったが、
実はオイラ的にはまったく緊張しておらず、かなりリラックスして演奏できますた。

ぜひ当日ライブをご覧いただいた方には、
厳しいご意見・ご感想・苦情などをコメントいただきてっす。
どーかひとつよろしゅうに。

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そして20時過ぎに登場するは、ユウキ姉さん率いる 「ウサギグループ」

ちなみにこのバンド、かつては 「Youkey Vox」 と名乗っていたが、
どーゆーワケか現在のバンド名に改名した模様。
そーいやーその辺の理由を聞いてなかったが、まあいいか。

とにもかくにもドラム+ベースの寸分狂わぬコンビネーション、
松下氏の縦横無尽なギターソロが凄まじい。
この強力メンバーをバックにつけているユウキ姉さんがうらやましいと思うと同時に、
その強力メンバーをバックにつけていること自体のプレッシャーも重いんだろーな~、
などと余計な心配をしてしまうのであった。

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曲、と言うよりアレンジの骨格に関しては随所にジミヘンコードが入っているので、
どしてもジミヘンの匂いを感じてしまいます。
また、この日はそれ以外にもベタな16やボサノバもあったりして、
以前に比べてアレンジの幅が広がっているな~とも感じた次第でありやす。

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そして21時過ぎ、この日のトリで登場したのはMANQさん率いる バルキリー

オイラ的には恐らく5~6回目のライブ目撃となるが、
見るたびにメンバーが変わっているのはご愛嬌 (?)
しかし、メンバーが変わろうがその 「どファンク」 度が変わることはなく、
この日も例によってワンコードのゴリ押しファンクナンバーが炸裂しまくっておりますた。

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ちなみに彼らのファンクは、いわゆるジョージ・クリントンパーラメント系のノリであるが、
最後に披露してくれたアンコール曲 「MISS YOU」 に関しては、
なんとなく後期のJBを彷彿させるようなブラスアレンジだったな~と思いますた。

それと忘れちゃならねーのが、なんつってもバルキリーのリズム隊のパワフルなこと!
明らかに前の2つのバンドよりスネアの音量が2倍 (当社比) でありますた。
ブーツィーっぽいミョンミョンサウンドが唸るチョッパーベースもお見事だし、
深めにフェイザーを掛けたディストーションギターもとてもかっけーです。

さすがにこの大音量ファンクサウンドを長時間聴くのは辛いかもしれないが (?)、
約45分間、オイラ的にはちょうどいい時間でお腹いっぱいの 「どファンク」 を堪能させていただきますた。

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終わってみれば、イベントとしては19時から22時の約3時間で3バンド。
それも三者三様の音楽ジャンルで、前座からトリまで 「スジの通った流れ」 だったのではあるまいか、
などと、一人で勝手にプロデューサー気分で自己評価しておりまふ。
(もちろんオイラは単なるいち出演者でイベントの運営には係わっておりませぬ)

くどいようだが、オイラはいち出演者として、またイチ観客としてヒジョーに楽しかったとです。

今回、声を掛けていただいたユウキ姉さんに改めて感謝するとともに、
共演いただいたバンドの方、お店のスタッフの皆さん、最後まで観てくれたお客さんに、
心からお礼申し上げますっ。

いやー、やっぱりアダルトなイベントは良いですな~。
うちら [ROCK54] も、この日の対バンに負けないようなレベルになるよう、
今後も精進してがむばりませう!

何はともあれおつかれさまでした~。




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  ▼ Recording Studio GARAGE MIHO(本館)はこちら
   http://www.geocities.jp/garage_miho

  ▼ 5月定例やまぼうしライブ
   日時 : 5月8日(金)19時30分~21時00分
   会場 : コーヒー&ギャラリー やまぼうし
   料金 : @500円(ワンドリンク付き)
   出演 : 19時30分~ 竹田キミヒコ 路上の歌い人
        20時15分~ Youki 忙しいウサギ
       http://www.geocities.jp/garage_miho/photos/20090508yamaboushilive_flyer.bmp

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