殺人狂 キラー・コワルスキーが死去

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60~70年代のアメリカマット界で活躍した往年の名レスラー、
「殺人狂」 のニックネームで日本でもお馴染みだった キラー・コワルスキー さんが亡くなられた。

残念ながらオイラは全盛期をリアルタイムで目撃していないので、
正直なところ、その凄さ、偉大さをイマイチ把握できていないが、
プロレス専門誌や評論家の話によると、かなりのビッグネームだったそうな。

ちなみにオイラが実際にテレビで 「試合しているコワルスキー」 を目撃したのはわずかに2回。
1975年4月、全日本プロレスにレスラーとして最後の来日を果たしたときだった。
なぜかこの来日のときは、リングネームは 「キラー・コワルスキー」 のままなのに覆面を着用!
当時、正体バレバレの覆面レスラーなど皆無に等しかったが、あまり話題にも上らなかったように記憶している。

後年、プロレスライターの 流智美 氏著の 「超一流になれなかった男たち」 でそのカラクリを知ることになるが
ぬわんと、当時はカツラを着用してリングに上がっていたため、
試合中にあやまってカツラが外れないようマスクを着用していたんだと。
マスクを付けたらお客からはカツラなどあってもなくても見た目は同じじゃねーか、
とは思わなかったんだろーか?

あとオイラ的に印象に残っているのは 紫のロングタイツに稲妻マーク
オイラの記憶が正しければ、いちばん最初に稲妻マークをコスチュームに取り入れたレスラーが
コワルスキーではなかったかと思っているが、実際のところはどーだろう?

さらに、ガチンコの腕前もなかなかのモノだったとのウワサは根強く、
前述の流智美氏のインタビュー記事によると、

日本プロレスに来日したとき、イノキはオレにシュートを仕掛けてきたが、
 オレがやり返したらその後は何も仕掛けてこなかった。
 イノキはとんだチキン野郎だったな。」

と話したそうな。
オイラ的には、親交のあった馬場を擁護するためのイチャモンコメントのような気がするなあ・・・

そして引退後は、 「コワルスキー・レスリング・スクール」 を開校しプロレスラーの養成を行ったが、
オイラ的には同スクールを卒業してオーバーした選手の心当たりがない。
WWFで活躍した女子レスラー 「チャイナ(ジョアニー・ローラー)」 が唯一の出世頭ではないかしらん?
・・・と思ってWikipediaで確認してみたら、
をー、今をときめく トリプルH 、Aトレイン (ジャイアント・バーナード も卒業生ではないか。
知らんかった~。

ちなみに9月2日の朝日新聞朝刊にも次のように掲載されとりますた。

コワルスキーさん死去
元プロレスラーで力道山ジャイアント馬場らとも対戦したキラー・コワルスキー
(本名ウォルター・コワルスキー)さんが8月30日、米マサチューセッツ州の病院で死去した。
AP通信などが伝えた。 81歳だった。 長身レスラーとして知られた。
同月8日に心臓発作を起こして入院していた。

とまあ、朝日新聞に載っちゃうくらいの名レスラーであったことは間違いないが、
前述のとおりオイラ的にはリアルタイムの鮮烈な印象がないため、どーしてもピンと来ない。

しかし、コワルスキーの必殺技 「耳そぎフライング・ニードロップ」 は、
ブルーザー・ブロディキラー・カーン、そして 真壁刀義 へと、世代を超えて受け継がれている。

[ BACK TO WRESTLING! ]

やはり 「プロレス」 が再び脚光を浴びるにはこれしか選択肢はないと思いますっ。




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